遠くもっと遠くでも近く。 (ページ6)

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いろいろ頑張って話してたら、
やっと家見えてきてファァアって気が軽くなった

(ちなみに家は十字路の角の家、目の前横断歩道だからまあ、人通りがすごい。)

けど、まて。家の前で別れたら、ああ覚えられて家訪問される可能性大...
しょうがなく一本手前の十字路で

私: あの、もう家着くのでここで失礼します

(sn): あ、ほんと?俺、このまままっすぐなとこだから
　危険感じたら走っておいで

私: あ、はい..笑じゃあ、お疲れ様です

(sn): 気をつけてね〜

やっと開放された。キムさんまっすぐって言ってたから
曲がってくることはないけど、暗いから早歩きで帰って
家の門を開けようとした瞬間

(sn): え⁇私さん?

はぁ....終わった...早く歩きすぎたかな..

私: あ、また会いましたね..笑

(sn): んね笑俺の家ここなんだ

キムさんが指さした方向を見ると

私: え!?!?となり?!?!

(sn): ｼｯｯｯ!!夜遅いから!

私: あ、ごめんなさい

(sn): 隣だなんて全然会わなかったから
　知らなかった笑

私: 私もです...じゃあ、今度こそ失礼します

相手の挨拶も聞かずに、光の速さのように家に入った
もう気まずくて気まずくて、逃げたかった

とりあえず友1に連絡しなきゃ
　

　＜友1 ☎︎ :

私
ねえ、聞いてよ
　友1
　吐いたか?
　私
　違う、キムさんいるじゃん
　帰り道にばったり会って、
　家ばれたくないから違う道
　から帰ったのに、家の前で
　またばったり会って
　友1
　うわ、今日ついてないなぁぁ
　まさかの待ち伏せ?
　それはないか
　私
　家が隣だったの
　友1
　う、お疲れさまです。
　これも、なんかの運命
　ってことで受け止めま
　しょう!
　おやすみ!(°_°)
　私
　逃げるなよ!

　ねぇ！

　見捨てないで!よ!

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