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登校中の電車の中で
ふと思い出した、幼い日の記憶


山田と私は親同士が仲が良くて
よく遊んでいた。

私が泣くと山田はいつも慰めてくれて
私にとって山田の存在はとても大きかったと思う

花火大会も一緒に行った。
まさか高校生になって一緒に行くとは
全くもって考えてなかっただろう。


小学生に上がるときに
山田は引っ越して別々になった

悲しくて号泣したこと思い出した。



あの時、私は山田のことを
『りょう』 と呼んでいた


もし、あいつが引っ越してなかったら
なんて想像した。

そうしたらあの出会いもなかっただろうし
もっと幸せな日々があったのかもしれない

分からないけど、確信はないけど
そんな気がした。

▽→←▽



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作者名:ブタ、! | 作成日時:2017年9月30日 7時

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