俺………♂(男)なんですけどぉぉぉお?!?!!?! 5 (ページ9)

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ジャミル「……とにかく、犯人が使ったのは相手の行動を制御できるような魔法だと思う」

ケイト「なるほどね～。だから目撃者的には本人の不注意にしか見えなかったってことか」

リドル「もしそれが一瞬のことなら被害者自身も自分の不注意か操られたか判別がつかないかもしれない。僕も階段から落ちかけた時、無理やり操られたような感覚はなかった」

『……そうかもしれませんね』

多分……ジャミルさんのユニーク魔法は相手を操る系の魔法なのだろう

でもジャミルさんが犯人という可能性は多分低い

なぜならもしジャミルさんが犯人ならカリムさんがジャミルさんのユニーク魔法について話すはずない

それにもしそうならバレないようにそんな事口を滑らさないだろうし……

ケイト「ってかそんな魔法……犯人探すの無理ゲーじゃん。どうする？」

ケイトさんが俺にそう聞いてくる

確かにこんな大勢のナイトレイブンカレッジの生徒からしらみ潰し探すのは時間がかかり過ぎる……

グリム「人を操れる魔法……はっ!!オレ様もそれを習得すれば毎日人を操って学食のパン独り占めできるんだゾ!!」←

リドル「パンを独り占めって……もう少しまともな目標にしたらどうだい？」

グリム「そしたらデラックスメンチカツサンドも食べ放題………ん？」

『お前それ前にラギーさんにあげてたじゃ………あ』

そういえば……とあの時の食堂の事を思い出す

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ラギー〖こっちのミニあんぱんとそっちのデラックスメンチカツサンド交換してくんないっスか？〗

グリム〖はぁ?!絶対に嫌なんだゾ!!〗

ラギー〖まぁまぁ、そう言わずに……はい、どーぞ♪〗

グリム〖ふなっ?!な、なんだコレ!!前足が勝手に……〗

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『あ、あぁ……』

グリム「あ”ぁぁーーーー!!」←