” ページ2
『それにしても……君はデイアソムニア寮の寮生だよね?名前はなんて言うの?』
角を持つ男「名前……?僕の事を知らないのか?本当に?」
俺がそう聞くと何故か男は目を大きく見開いて驚いた顔をした
そりゃ、会ったことないんだから知らない方が正常な反応だろ……
彼は物珍しそうな顔をしたあと俺の顔をまじまじと見てきた
やん、照れちゃう←
角を持つ男「お前、名前はなんという?」
『このオンボロ寮の監督生の稲守 Aです(人に名前を聞くならまず自分からってやつか…)』
角を持つ男「A?珍しい響きの名だ。僕は……いや、やめておこう。聞かない方がお前の為だ。知ってしまえば、肌に霜が降りる心地がするだろう。世間知らずに免じて、好きな名前で呼ぶことを許す」
「いずれそれが後悔に変わるかもしれないがな…」とつけたすと彼は不敵な笑みを浮かべた
この学園ってホント変わった人ばっかだな……今更驚かないけどさ……
それにしても好きな名前かぁ……なんだろ……
角を持つ男「人が住み着いてしまったということはもうこの廃墟は廃墟ではない。残念だ。またの夜の散歩用の廃墟を探さなくては。では、僕はこれで」
『っ?!……え?!ウッソだろお前?!き、消えた?!』
そう言い残すと彼は瞬く間に俺の前から姿を消してしまった
しかもあいつ次の夜の散歩って……毎日この時間になったら徘徊してんのか?
もはや、ホラーじゃん←
しかも廃墟めぐりって……怖さに拍車がかかるな…←
『っ……うぅ、寒……!!俺も中に入ってもう寝よ……綺麗な月も見れたし、あいつにも会えたしなんかラッキーだったな今日は……』
219人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りつ@鉛筆 #アダマリLOVE(プロフ) - 続編おめでとうございます!!これからも頑張ってください! (2020年9月9日 22時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しろくま | 作成日時:2020年9月9日 21時