２３話 ページ24
寮生たちの部屋に行き、伝言を伝え終わりました。
たまに課題が分からないから教えてほしいと言われ、ちょっとした授業をやったり実践のアドバイスをしたりしましたよ。
おかげで今日はヴィル先輩から依頼された作曲は出来そうにありませんねぇ。宿題は片付けたからなんとかホリデー期間内には完成するだろうけど……終わらなかったらって考えると怖いのよね。だってあのヴィル先輩だもん。正座説教とかありそうじゃない？
……っと、いろいろ考えている間に皆談話室に集まったみたいです。
「あ〜、腹減った。今日の夕食はなんだろ？」
「今日の特訓もキツかったな〜。でもA先輩のアドバイスのおかげでコントロールがうまくなったし！」
ｸﾞﾘﾑ「ここは冷たい隙間風が吹き込むオンボロ寮と違ってまさに楽園なんだゾ。カリムもいいヤツだし、オレ様ここの寮生になりてぇんだゾ」
あ、はは……。グリムくんがここの寮生になったら厄介ごとが増えそうだなー、なんて、、、。
うん。←
少し遠い目をしていると、こちらに向かってくる2つの足音が聞こえました。まだこの場に来ていないのは寮長と副寮長のみ。
皆も誰が来たかわかったのか、席に着きました。
客人であるユウくんとアシェルは私の隣に座ってもらいました。グリムくんはユウくんの膝の上にいます。
ｼﾞｬﾐﾙ「みんな揃ってるな？夕食の前に、寮長から寮生全員に話があるそうだ」
いつもより少し声を張ってジャミルがそう言いました。
それを聞いた寮生たちがざわつき始めました。
「寮長から話……ですか？」
何を話すのか分かっている私たちは話が切り出されるのを待ちました。
話す内容を知ってるグリムくんは「寮生のヤツらは超喜ぶだろうけど、美味いメシが冬休みの間食えなくなるんだゾ〜」と嘆いていましたよ。それに関しては同感だわ。私とアシェルは命令で国に帰れませんし。
……一応料理は出来るわよ。マスターシェフの授業取ってるもん。リリア様よりかは出来るもん(失礼)
ｶﾘﾑ「……………………………。」
…………、？
なにか、カリムの様子が…？
ｶﾘﾑ「この冬休み、オレたちスカラビアは自主的に寮に残り毎日６時間自習すると決定したが……、オレは気付いた。
___________それじゃ、全然生ぬるい！！！！！」
『……えっ？』
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Luke(プロフ) - おうどんさん» お待たせして申し訳ございませんでした！！！できる限り更新していこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2022年1月18日 10時) (
レス) id: 4d891785b3 (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 更新待ってました！！いつも見てます！これからもがんばってください！！ (2022年1月17日 22時) (レス) id: 564d3ed6e9 (このIDを非表示/違反報告)
Luke(プロフ) - 潤華さん» コメントありがとうございます！とても励みになります泣 (2021年7月5日 16時) (レス) id: 4d891785b3 (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とても面白いです！更新頑張ってくださいね(^^) (2021年7月5日 16時) (レス) id: 4407528001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luke | 作成日時：2021年2月18日 14時
