【ヒロアカ】暗殺者が転生してヴィランになる話 4【男主】 (ページ5)

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:429 hit

152 ページ5

・

「峰田くん！」

「上鳴を返せ！ハーレムが待ってんだ！！」

峰田のもぎもぎで警備マシンの進行を止めた。

______が、

「しつけぇ〜！」

動きを止められたマシンを飛び越え、新たなマシンが攻めてきた。

『飯田、緑谷、伊織！行くぞ！！』

「「「はい！！」」」

俺を先頭に警備マシンを殴る蹴るなどして吹っ飛ばしていく。

警備マシンと一緒に飛ばされてしまった上鳴は飯田に救出された。

「耳朗くん！警備マシンは？」

「左から来る！」

『なら右から行け！飯田先導！後ろは俺と伊織で少し片付ける！！』

「分かりました！」

警備マシンを壊しながら飯田達についていく。

さて、次はどう来るか...

やってきたのは巨大なサーバールーム。ここを通り抜ければ上への道がある。

ここで戦うと警備システムに影響が出るかもしれんな、と思ったその時。
奥の扉が勝手に開き始め、警備マシンが起動し始めた。

「突破しよう、飯田くん！」

『待て緑谷。メリッサ、ここはサーバールームだよな？』

「ええ。もしここのサーバーに被害が出たら、警備システムに影響が...」

やはりか。

どうすると考えている時間も惜しいのに...！

歯をギリっと噛みしめたその時、百がバッとしゃがみ込んだ。

「警備マシンは私達が食い止めますわ」

「緑谷くん、皇先輩。メリッサさんを連れて、別ルートから最上階へ」

『...了解した。伊織、百。くれぐれも捕まるんじゃないぞ。皇グループ御曹司である俺たちと八百万家の息女が捕まったら生きて帰れるか分からないからな』

「ちょ、こんなときに脅すな！！」

「...承知しておりますわ」

この場に残るみんなに俺の個性をかけ、身体能力を向上させた。

『ッ、は』

階段を駆け上がって、ロボをぶん殴って、個性をみんなに付与して。
喘息が出かかっていて正直息がしづらい。キツい。

でもそんなことを言っている場合じゃない。

メリッサは麗日に一緒に来るように言い、俺と緑谷、メリッサと麗日の4人で別ルートを探しにサーバールームを出た。