23.作戦 ページ24
業side
裏切り者のうち半分も居なくなったら殺せんせー達に隠し通せないじゃん。
周りの奴等も慌てているし。
「どうしよう」
「こんなことになるなんて聞いてねぇよ」
「業君、どうするのぉ?愛華達だけじゃあバレちゃうかもよぅ」
池守が腕にしがみついてくる。
「此の計画考えたの全員だったよね?こうなったら隠し通すしかなくね?」
俺は何とかみんなを落ち着かせる。
何で俺が此処まで面倒みなくちゃいけねーんだよ。
渚君達は未だ気付いてないなら今のうちに言い訳考えとかないとね〜。
夢主side
「視線は外れたね。じゃあ今のうちに移動しようか!」
こんにちは!
あんな状況下で生き残った私達三人です!
どうやったのかと云うと。
一、中也が落ちた時船の下の方にあった凹みに 重力操作で移動した。
二、其の後私が落ちた際、異能の一つである【花鳥風月・鳥ノ羽搏き】で死角まで飛びそのまま凹みへ移動した。
三、龍は中也が空気を重力操作して動きをゆっくりにして【羅生門】を此方に突き刺し移動した。
勿論今は飛んで無いよ?
…黒外套が突き刺さった時に危うく巻き添えを食らいそうになった。
腕が折れていたのは【花鳥風月・花ノ蜜】で雫を垂らして治したよ!
怪しまれない様に包帯は巻いているけどね!
因みに此処までは計算通り。
タイミングはあらかじめ耳につけておいた通信機で分かっていた。
太宰達と渚達もつけているから心配はしていないはず。
何故わざわざ三人共海に落ちたふりをしたのかと云うと、其れは島にあるホテルである任務をするためである。
内容は普通に裏切り者の残党殺しなんだけどね!
『うん!じゃあ行こっか!』
私は空を飛べない龍の手を握ると異能を発動させて三人で飛び立った。
敦side
「彼女達行ったみたいだよ」
太宰さんがみた先に目を向けると海の上を高速で飛んでいく三人の姿が。
「飛んでいるっていうことは本当に海に落ちたっていうことですよね。大丈夫かなぁ」
「空を飛べる異能だから大丈夫だろう」
鏡花ちゃんもこくんと小さく頷いた。
「そんな事よりも私達は彼女等の荷物も運ばなければならないのだから其の心配もしないとねぇ」
…あ、忘れてた。
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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2021年8月2日 19時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
さう(プロフ) - 絶対面白い!悪女ちゃんボコボコにして欲しいです!!更新楽しみにしております!!!! (2021年1月8日 19時) (レス) id: c9dfe6b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ - ここからが 面白いところなので 頑張って下さい!! (2020年3月27日 22時) (レス) id: c8a48f9c26 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - 極・吹雪姫さん» きっと絶望の表情を見せてくれるよ!それでぶりっ子をいじめて夢主もどうとか言って結局罵倒されて落ち込むんじゃない?笑えるよもしそうだったら。そういう系のが見たいんで更新頑張って欲しい! (2019年7月15日 16時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
乃々 - くふ、やば、面白ww早く続き読みたいので更新頑張って!! (2019年7月4日 19時) (レス) id: b63f1450b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kiri | 作成日時:2018年9月17日 21時