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教室について、席に着く。大吾は列を挟んで隣。
「大吾の隣でよかった」
大「これで授業中でも話せますね。」
周りを見るともうグループができ始めていて…出遅れたなぁ…って。かたまってる女子の話が聞こえてきた。
女「本当にかっこいいよね。隣のクラスの永瀬君。」
女「皇子様だよ!」
また永瀬君の話だw
大「また永瀬君ですね。」
「ね。」
本当にかっこいいのかな…?
そう思っていた私だったけど、一人の言葉でそれは一変する。
女「永瀬れん君やっぱりかっこいいよー」
大「っ…」
「っ…」
永瀬…れ、ん?
大「A様、もしかしたら…」
「うん…でも…」
1200年間に『れん』と言う人には何人も出会った。でも、どの人も廉の面影はなくて…今回も…また…
大「…後で見に行きましょう。もしかしたら廉かもしれません。」
大吾も同じことを思ってたみたい。
「うん…」
廉でありますように。そう心の中で祈った。
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作者名:L | 作成日時:2015年7月25日 23時