44 廉side ページ45
テストの次の日。
廊下に結果が貼りだされた。
麗「廉様さすがだねぇ〜」
俺は総合でも各教科でも一位。
二位とは結構差がある。
でも、気になる事がある。
今回の歴史の問題はむずかったはず。
でも、俺と同じ百点のやつが俺の他に二人居る。
西畑大吾と桜木A。隣のクラスの奴や。
西畑大吾の方は総合で俺に次いで二位。桜木Aの方は歴史だけしか出来ひんみたいや。
麗「廉?」
なんやろ……
西畑…大吾
桜木…A…
廉「んっ…」
麗「廉!大丈夫?」
廉「お、おん…ちょっとズキン来ただけや」
最近増えたな、頭痛。
それにしても、俺はあの二人を知ってる?
いや、知らん。知らんけど、なんか…知ってるような……………
言葉ではよう例えられへんのやけど、あの二人はもしかしたらあの声の主を知ってるかも知れへん。
そんな気がした。
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作者名:L | 作成日時:2015年7月25日 23時