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14 回想 ページ15
宮殿に来て、はや１ヶ月。
大「A様ー、お散歩行きましょーよぉー」
流「A様、行きましょーよー」
「うん！行こ！」
大吾と流星とはとても仲良くなれて毎日楽しく過ごしていた。
でも
廉とは仲良くどころかまともに話すことすらしていなかった。
「ねぇ…大吾。廉って昔からあぁだったの？」
私が大吾に聞くと大吾は
大「廉は寂しいんですよ。昔から私と流星しか遊び相手がいなかったんですから。」
そう言った。確かに廉は次期帝だから、滅多なことでは宮殿の外に出ることが出来ないもんな…
流「廉君は本当は優しいんですよ。」
「そうなんだ…」
私は廉のことが知りたくなった。
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作者名：L | 作成日時：2015年7月25日 23時
