今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:33,479 hit
小｜中｜大
78 ページ29
あっという間に就寝時間。
さっきまでガヤガヤしていたみんなもいつの間にか静かになって眠ってしまったみたい。
でも、私は全然眠れない。
明日はいよいよあの場所に行くから。
これで廉が思い出してくれなかったら、私は廉を諦める。
そう決めている。
「明日…」
明日の私は、貴方のとなりで笑えていますか？
それとも、麗美ちゃんと笑う貴方を遠目で悲しく見てる？
明日の私は…どっち？
どっちにしても、私の1200年間の想いは明日で決着がつく。
スっとふすまが開く音が聞こえて、見回りの先生が入ってきた。
起きていることがバレないように、そっと目を閉じた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：L | 作成日時：2016年1月18日 21時
