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『じゃーねー！』
「行こ、大吾。」
集まりが終わったのは夕方のオレンジに夜の暗い青が混ざり、紫になる頃だった。
建物に映されているのはオレンジというよりまだ赤で緑に生い茂る公園の木々も真っ赤に染まっていた。
大「ちょっと、公園寄ろうか？時間ある？」
「え？うん…」
大吾に言われて人気のない公園に入る。そこまで大きくもない公園。ピンクのブランコに座る。
大「今日な、場所決めてん。」
「らしいね。」
大「それでな…あそこ行くことにしたんや。」
「あそこ？」
大「俺と廉が死んだ場所とAと流星が死んだあの屋敷。」
「…」
大「廉を連れて行こーや。多分…思い出してまうけど…俺らは…」
「うん…でも…行こう。あの場所に。それに私も知りたいの、あの時の廉の最後。」
大「おん。よかった…」
それから大吾と昔話で話し込んでしまった。
気がつくと空は暗くなっていて、ところどころに星が耀いていた…
………………………………………………………
なにきんが好きな人には分かる仕掛けがあったの気がつきました？
気づいてくれたら嬉しいです。
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作者名：L | 作成日時：2016年1月18日 21時
