月と絆と正義と夜と Ⅱ (ページ15)

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一方ページ15

「あぁ！くっそー！！道に迷ったーー！！」

海の真ん中で叫ぶ青年．．アルスだ

「第一、ミナは海軍側だから言う必要なかったし．．マリンフォードって何処だぁーー！！」

アルスは海の上を歩いていたのだが、マリンフォードがどこかわからないため迷子になっていたのだ

「サボくん！人がいる！！」

「！？どこだ」

「ん？」

船がアルスの近くにいた

船からは二人の男女が出てきた

「あー．．．こんちゃす？」

アルスは苦笑いをして二人に挨拶をした

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アルス視点

うわー．．

あ、俺はアルス。〝美形な〟海賊紳士だぜ(｀∀´)

うん。今、マリンフォードってとこ目指してたのよ、

で、なんかいろいろ迷って愚痴ってたら

「ちょっとサボくん！！この人」

「あぁ。間違いねぇ」

この二人に捕まった(？)

しかもなんか手配書と見比べてるし

うん．．めんどくさっ

「これ、お前の手配書か？」

「あー．．って、え？」

男が見せてきた手配書を俺はじっと見る

〝青い海賊紳士

スコトス・D・アルス

十億ベリー〟

写真はよくとれてる。うん、凛々しいs(殴

懸賞金．．おかしくね？

「えぇぇぇぇぇぇぇ！！！？？」

いやいやいやいや

俺なんか悪いことした！？

しかもなんか〝スコトス・D〟ってなってるし

海軍いろいろ誤ってるよ！！

俺、セレーネの幼なじみだけど姉弟じゃねーよ！！

「セレーネの弟k「違う違う！断じて否定する！幼なじみだけど姉弟じゃねー！！俺の本名は、ホーリー・アルス！！」」

男の言葉を遮るように俺は激しく否定する

「幼なじみ？」

「ヤバ、口が滑った」

口が滑ったー

「お前、セレーネの幼なじみなんだろ？セレーネはどこだ」

男が俺に真剣な顔で言ってくる

．．．てか、睨み付けられてね？

「セレーネは多分マリンフォードにいる。ポートガス・D・エースを助けるために」

「．．」

その言葉に、男の表情がひきつった

「セレちゃん！もう戦争に参加してるの！？サボくん！！急がなきゃ」

女は俺の言葉を聞いて焦った

ん？待てよ．．

「おい。お前ら、マリンフォードに行くのか？」

「あぁ」

男は顔色を悪くしながら言う

「俺が力になってやろうか？」

「．．？」

俺は二人に向かってニヤリと口角を上げた

楽しくなりそうだな？