月と絆と正義と夜と (ページ3)

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エースとサボページ3

「おれ、山賊大っ嫌いなんだ」

ドーンっとルフィはずっぱり言う
「黙れクソガキ！！あたしらだって迷惑してんだよ！！ここに居たくないなら好都合！さっさとここを出てのたれ死んじまえ！！」
「まーまーお頭」
「．．」
ルフィの言葉に頭に来たのか、ルフィに対してすごい罵声を浴びせるダダン
そんなダダンを止める山賊、マグラ
そしてそれを少しも気にしないエース
「．．．ダダンさん。落ち着いてください。私にできることなら、何でもしますから」
セレーネは、まずダダンを落ち着かせるために笑顔でダダンに言う
その笑顔で、ダダン以外の山賊全員が石になる
ダダンも少し落ち着いたようだ
「．．とりあえずオメェら、明日から死ぬ気で働いてもらうぞ！！掃除、洗濯、靴磨きに「武器磨き、窃盗、略奪、サギ、人殺し．．．なんだ。すぐに終わるじゃないですか」
少し残念とばかりにセレーネは一息つく
そんなセレーネの様子に、全員が？を浮かべる
エースも、「何言ってんだこいつ」と言う目でセレーネを見る
「という訳で私は失礼します。ちょっと連絡を取りたい人がいるので」
「！．まて！まだオメェ何もやっていな「へ？私もうやることはやりましたよ？まぁ、できることだけですけど．．」
セレーネはそう言い残して小屋をでた
小屋の中に不穏な空気が流れる
静かになったつかの間、セレーネが本当にやったかどうか見に行った男が声をあげる
「お頭！！セレーネの言ってた通り、掃除、洗濯、靴磨き、武器磨きがやってありました！」
「！！？」
その言葉にその場に居た全員が目を見開く
「なんだいセレーネは．．．人の心が読めたりするのかい！？」
ダダンは思わず驚きの声をあげる
「．．．．」
エースは、しばらく食べていたが立ちあがり小屋を出た
「あっ、あいつどこ行くんだ？」
「お前がどこに行くんだよ！！」
ルフィの問いに、ダダンはツッコミを入れる

「．．．セレーネ」
セレーネの名をかすかに呟いたエースは、セレーネが歩いて行った道を走った