月と絆と正義と夜と (ページ2)

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コルボ山ページ2

コルボ山

「だからじいちゃん俺は！！海賊王に「何が海賊王じゃあ！！！」
コルボ山、山道に怒鳴り声が響く
「悪魔の実など食うた上にフザけた口をたたきおって！ルフィも、セレーネも、エースも！！将来は最強の海兵になるんじゃ！！！」
「．．．チッ」
怒鳴り声の主は、海軍の英雄モンキー・D・ガープだ
一方、ガープに頬を引っ張られている幼い少年の名はモンキー・D・ルフィ
そして、かすかに舌打ちをした少女は、スコトス・D・セレーネである
「イデデデ！！くっそーおれゴムなのに何で痛てェんだ！？放してくれよじいちゃん！！」
「お前を生ぬるいフーシャ村に置いたのは失敗だった」
「あー、ルフィくん。大丈夫？」
ガープに頬を引っ張られて痛いと言うルフィをセレーネが心配する
ドンドン！
「ダダン！！出てこい！！！」
ガープが激しく小屋の扉を叩く
ーーーうるさい
ガープの事は、機嫌をとろうとして信用している”フリ“をしているだけだ。実際は信用の信の字もしていない
「ガープさん！！もうエースの奴は十歳ですぜ！？いい加減に引き取って「ほほう。エースの奴はもう十歳になったのか。セレーネより一つ上じゃの」へ？」
ガープに言いがかり(？)を付けながら出てきたのは、山賊、カーリー・ダダンだ
一方、ルフィは
「うわ、ツバだ汚ぇ」
少年にツバをつけられていた
「うお、エース！帰って来ていたのかい！？」
少年はエースというらしい
「．．．」
「へぇ、君がエースね？私はスコトス・D・セレーネよ。よろしくね！！」
セレーネはエースに手を差し出す
しかし、エースはただただセレーネとルフィを睨むだけだった
ーーー面倒くさい
それが、セレーネがエースに抱いた最初の印象だった