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七十四時間目 ページ4

「とりあえずAは、烏間先生呼んできてくれ。」



「おーけー。任せとけ。」



そう言ってAは烏間を呼びに行く。



「それで?ビッチ先生。その顔は何?」



「何よ。その顔って。」



中村は呆れたように言う。



「鏡で見てみなよ。今のビッチ先生浮気現場にでも遭遇したような顔してるよ?」



「そんな顔っ…」



「してるしてる。ビッチ先生なんでそんなに
Aが気に食わないの?」



イリーナは下を向いて言う。



「気に食わないわけじゃ…」



「もしかして嫉妬してる?」



「…っ!?嫉妬?この私があのガキに?」



「イリーナ先生、自分の気持ちに気付いてないのか?」



「正直になりなよ。ビッチ先生」



イリーナはしばらく下を向くと
観念したように言い放つ。



「そうよ!私は嫉妬してるわ。私だって呼んだことないのにあいつは名前呼びだし、いくらハンバーガーとかしか食べてないからと言ってあいつの差し出す弁当は食べるし…。」



「弁当?そーいや烏間先生最近弁当多いよな。」



「最近って言うかたまにだけど、確かに弁当だ。」



「それに…私より…あいつといる時間長いじゃない。」



「…ビッチ先生…」



「馬鹿だね。」



カルマ(くん)!と、E組のみんなは内心思う。



「だってA男じゃん。」



「…確かに。」



「なんか今の話だとA男に聞こえないけど
ばっちり男よね。」



「A男じゃねぇか。それに嫉妬してたのか?」



その場がだんだん普通の空気に戻ってくる。



「なんだよビッチ先生。男に嫉妬か?」



「いくら何でも愛が重すぎんだろ。」



「うるっさいわね!私も今ので吹っ切れたわよ!
…それにしても、私も少しは反省してるわ。
強く当たったのは今回が初めてじゃないし。」



「ビッチ先生なんか丸くなったな。」



「よし!そうと決まればAが戻ってくる前に
さっさと準備をしよう。」



「「「おぉー!!」」」

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manimani(プロフ) - 匿名さん» 本当ですか!?ありがとうございます!応援ありがとうございますw (2018年3月30日 18時) (レス) id: 98bd036422 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - イメ画を描かせていただきました!良かったら見てください!http://img.u.nosv.org/item/guest/1522402151応援してます! (2018年3月30日 18時) (レス) id: 426a9efd3f (このIDを非表示/違反報告)
manimani(プロフ) - ララさん» 本っ当にありがとうございます!私は溜めて更新する派なので少し遅くなるかもしれませんが、頑張ります。 (2018年3月25日 15時) (レス) id: 98bd036422 (このIDを非表示/違反報告)
ララ - とっても面白いです!更新楽しみにしています。頑張って下さい! (2018年3月24日 23時) (レス) id: af65331ae1 (このIDを非表示/違反報告)
manimani(プロフ) - ハルハルさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年3月24日 8時) (レス) id: 98bd036422 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:manimani | 作者ホームページ:http://sazanami  
作成日時:2018年2月20日 22時

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