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七十三時間目 ページ3

「だからくっつくだけ無駄だと言っただろう。」



「うるさいわね!男でしょ?美女がいたら優しくエスコートしなさいよ!」



「…やっと終わった。つか、何もなかったじゃんか殺せんせー?」



中から最後のペアが出てきた。
Aは知る由もないが、殺せんせーの
カップル成立作戦はクラスのみんなに
とっくにバレていた。



「あれ、なんかみんなゲス顔だな。
何企んでんの俺も入れて。」



そして、そこにAも加わるのだった。
こうして、イリーナと烏間をくっつける
最後の作戦が実行される。



「ビッチ先生意外だな〜」



「自分の恋愛には結構奥手なのね。」



「恋愛?冗談じゃない。あいつが世界クラスの
堅物だから珍しかっただけよ!」




「確かに惟臣先生は堅物だよな。
例えるなら買った時のカップラーメン。」



「なんでその例えにしたんだよA」



「それでムキになってるうちに…こっちが…」



そう言ってイリーナは顔を赤らめる。



「可愛いと思っちまった…」



「なんか屈辱。」



「なんでよ!」



イリーナがすかさずツッコミを入れる。



「よし!俺たちに任せろって!」



「二人のためにセッティングしてやるぜ!」



「あんたたち…」



そう言うと、殺せんせーが眼鏡姿になり
出てくる。



「それでは恋愛コンサルタント3年E組の会議を始めます」



「ノリノリね…タコ。」



「同僚の恋を応援するのは当然です。」



殺せんせーはいかに恋愛小説が書けるかを
説明していた。



「まずさぁ。ビッチ先生服の系統が悪ぃんだよ。」



「露出しときゃいいや的な?
もっと清楚な感じで攻めないと」



そして、そんな話が続いていく中
Aは一人考えていた。



「惟臣が服のセンスとか頭に入ってるわけないじゃん。俺がどんだけ色んな服屋に行かせたことか。」



それは誰にも聞こえていなかった。



「清楚って言ったら…やっぱり神崎ちゃんか。
昨日来てたの貸してくれない?」



「あ、うん。」



神崎の昨日来ていた服をイリーナが着る。
だがそれは(主に)胸のサイズがあっていなかった。



「ほら…服ひとつで清楚に…」



「「「だめだ!なんか逆にエ ロい!」」」



「イリーナ先生、すごいね。」



「あんたは黙ってなさい!」



「はいはい。」



Aは呆れ顔でその場を離れる。

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manimani(プロフ) - 匿名さん» 本当ですか!?ありがとうございます!応援ありがとうございますw (2018年3月30日 18時) (レス) id: 98bd036422 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - イメ画を描かせていただきました!良かったら見てください!http://img.u.nosv.org/item/guest/1522402151応援してます! (2018年3月30日 18時) (レス) id: 426a9efd3f (このIDを非表示/違反報告)
manimani(プロフ) - ララさん» 本っ当にありがとうございます!私は溜めて更新する派なので少し遅くなるかもしれませんが、頑張ります。 (2018年3月25日 15時) (レス) id: 98bd036422 (このIDを非表示/違反報告)
ララ - とっても面白いです!更新楽しみにしています。頑張って下さい! (2018年3月24日 23時) (レス) id: af65331ae1 (このIDを非表示/違反報告)
manimani(プロフ) - ハルハルさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年3月24日 8時) (レス) id: 98bd036422 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:manimani | 作者ホームページ:http://sazanami  
作成日時:2018年2月20日 22時

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