琉空様リクエスト ページ18
「王様ゲーム？」
この日、E組で王様ゲームが開催されることとなった。
「あぁ。今日ビッチ先生がいきなり来れなくなったらしくて、その時間の埋め合わせでクラスで何かやることになったんだ。」
「王様ゲームとか、楽しみだな〜。
王様になったらどんな命令しても怒られないし」
カルマがゲス顔で言う。
「もちろん知ってると思うけど、これは殺せんせーを殺すひとつの手段でもあるんだ。」
磯貝がクラスに向けて言う。
「今日のために一ヶ月前から窓際に鏡を置いて、
殺せんせーが違和感を感じないようにした。」
「作戦通りなら、殺せんせーの番号をその鏡で反射させて、王様になったこの中の誰かが鏡を見て番号を確認、触手破壊の命令を出す。」
そして、全ての触手を破壊するという作戦だ。
「暗殺王様ゲーム開始だ！」
こうして、暗殺王様ゲームが始まった。
「殺せんせーいる？」
一方Aは殺せんせーを呼びに行っていた。
「何でしょうAくん。」
「ちょっとクラスで王様ゲームすることになったから、殺せんせーも参加しない？つーか、強制参加だけどな。」
「もちろんやります。楽しみですねぇ。」
「何がそんなに楽しみなんだ？」
「まぁ、いろいろです。」
この時、殺せんせーの頭の後ろには
「カップル成立」と言う文字があったとか。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
「殺せんせー呼んできたぞ？」
「殺せんせーの席はあそこね！」
既に計画内で用意された殺せんせーの席。
そして、殺せんせーが席に座ると同時に暗殺王様ゲームが開始される。
「「「「「王様だーれだ！」」」」」
「ヌルフフフフ、先生ですねぇ。」
お前かよ！と、皆思う。
ターゲットである殺せんせーが王様では
どうしようもない。
「それでは……2番が11番の膝の上に乗っかってください！ただし、一分間きちんとやってもらいますからねヌルフフフフ」
「殺せんせー…」
「絶対カップル狙いだろ。」
殺せんせーの考えはみえみえだった。
「ところで、2番と11番って誰だよ？」
「11番は俺だけど？」
11番は、カルマだった。
「に……2番俺。」
そう言って手を挙げたのはAだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 327人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
manimani(プロフ) - 匿名さん» 本当ですか！？ありがとうございます！応援ありがとうございますw (2018年3月30日 18時) (
レス) id: 98bd036422 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - イメ画を描かせていただきました！良かったら見てください！http://img.u.nosv.org/item/guest/1522402151応援してます！ (2018年3月30日 18時) (レス) id: 426a9efd3f (このIDを非表示/違反報告)
manimani(プロフ) - ララさん» 本っ当にありがとうございます！私は溜めて更新する派なので少し遅くなるかもしれませんが、頑張ります。 (2018年3月25日 15時) (レス) id: 98bd036422 (このIDを非表示/違反報告)
ララ - とっても面白いです!更新楽しみにしています。頑張って下さい！ (2018年3月24日 23時) (レス) id: af65331ae1 (このIDを非表示/違反報告)
manimani(プロフ) - ハルハルさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年3月24日 8時) (レス) id: 98bd036422 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：manimani | 作者ホームページ：http://sazanami
作成日時：2018年2月20日 22時
