百十九時間目 ページ22
後日...
｢暗殺によって生徒を巻き添えにした場合、賞金は支払われないものとする…か。はぁ...随分と子供好きになったものだな烏間。｣
烏間の上司が書類に目を通しながら言う。
｢生徒が安全を求めるのは当然の権利かと。｣
｢まぁいい。どの道もう終わりだ。
個人レベルのフリーの殺し屋に頼る時期はな｣
そう言うと、1冊冊子のようなものを取り出す。
｢各国共同で進めている最終暗殺プロジェクトだ｣
それを見て烏間は、どこか覚悟を決めていた。
｢惟臣。｣
烏間はそんなことを思い出し、Aの声で
反応し後ろを振り返る。
｢暗い顔してんな。あのおっさんになんか言われたのか？｣
｢いいや。｣
Aは頭の後ろに腕を回しのんびりした様子で後ろをついてくる。
｢お前が撃たれたのは予想外だった。｣
｢俺も。普通の銃なら少しだけ避けられる自信あったのに。｣
｢...お前が倒れた時肝が冷えた。本当に無事でよかった。｣
お互い歩みを止める。
｢人間いつか死ぬ｣
烏間はその言葉にハッとされる。
しばらく二人の間に沈黙が流れる。
｢まぁ、足撃たれたくらいじゃ死なないけど｣
｢お前...｣
軽い声色でそう言ったAはニヤリと笑った。
｢そーいや惟臣さ、俺の事どう思ってるの？
俺の大事な生徒と同僚に手を出した...なんて言ってたけど｣
｢含まれていないな｣
｢含まれていないの！？｣
Aは、悲しいのか驚いたのか
複雑な気分になっていた。
｢さっき無事でよかったとか言ってたくせに。
本音はそれかよ｣
拗ねた顔をして烏間の前をあるきはじめる。
｢なんだよ、惟臣の馬鹿｣
｢機嫌を損ねるな｣
Aはくるりとこちらを振り返る。
｢はぁ...わかったよ。またなんかアイコンタクトで伝えてきたんだろ？あの時目あったもんな。｣
｢特に伝えた覚えはないが...｣
｢俺達は一生相棒なんだろ？あんなに聞こえてる中で堂々と言えないよな｣
烏間を遮ってAが得意げに言う。
｢そういうことにしておけ｣
｢何その言い方。気になるじゃんか！｣
烏間は絶対に言ってやるものかと
心で決めた。
｢俺にとって大切な人｣
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いちごみるきー - 新しい方でもう投稿していらっしゃるのでしょうか？続きが見たくてたまりません！もう夢小説辞めてしまわれたのでしょうか…？ (12月5日 11時) (
レス) id: 47a1809408 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるきー - 新しいアカウント教えてください！ (12月5日 11時) (レス) id: 47a1809408 (このIDを非表示/違反報告)
ダリルlove(プロフ) - 新しいアカウント見つからないです😭😭😭😭😭😭😭😭 (10月9日 0時) (レス) id: 00fefcfdd0 (このIDを非表示/違反報告)
?ヤミくん?(プロフ) - 新しいアカウントが見つからないです (10月1日 21時) (レス) id: 0ccc00a1f7 (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - 新しいアカウントが見つけられないので教えて欲しいです、よろしくお願いします！ (2022年9月29日 5時) (レス) @page26 id: 54b4a91c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：manimani | 作者ホームページ：http://sazanami
作成日時：2018年3月30日 19時
