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私ってただの馬鹿じゃん。
何言ってんだよ。相談と言う名の惚気を好きな人の
口から延々と聞かなきゃならないじゃん。
しかもこれほどの苦痛って中々無いよ。
「 …話を聞くというのか? 」
『 …え、はい。』
「 お前のような奴にも思いやりという心があった
とは意外だ。」
『 …やっぱり聞きません。』
「 …冗談だ。非番の日は甘味処で話そう。」
『 分かりました。』
なんか逢い引きみたいで意外と良いかも。
しかも非番の日一緒にいるとか恋仲かよ!!←単純
「 また話は任務の後にするとしよう。」
『 …そうですね…。』
話しているうちに目的地である街に着いた。
私達は街を少し散策して街の人々から話を聞くこと
にした。
しかし誰に聞いても人が消えたなどと言う話は出な
かった。
『 変ですね…人が誰も消えていないなんて…。』
「 此処から少し離れたところに宿がある。夜になる
まで体を休めておけ。」
『 近くに藤の花の家紋の家がありませんでした? 』
「 ...この辺りにはないようだ。鬼殺隊の柱というこ
ともあまり口外しない方がいいだろう。」
『 分かりました。』
あれ?変だな。私が宿へと足を進めようとするが
伊黒さんは一向に歩こうとしない。
『 ...伊黒さん?行かないんですか? 』
「 俺はもう少し情報を集める。お前は先に行け。」
『 ...?はい。』
私も手伝おうか迷ったけど...伊黒さんにも何か考え
があるんだろうと思い大人しく宿へと足を進めた。
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きのこ(童磨推し) - 大好きです!!続きあったらみたいです (2020年5月25日 12時) (レス) id: 5357f72739 (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - 時桜ミクさん» ありがとうございます!! (2020年3月13日 21時) (レス) id: 0e005d8cd0 (このIDを非表示/違反報告)
時桜ミク - 面白いです!続き楽しみに待ってます! (2020年3月13日 21時) (レス) id: 0faa6f99b8 (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - 詩さん» ありがとうございます!! (2020年3月12日 19時) (レス) id: 0e005d8cd0 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 面白いですね!続き楽しみにしてます!頑張って下さい! (2020年3月12日 0時) (レス) id: 059c2de8f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛 蘭 | 作成日時:2020年3月6日 19時