深澤くんの彼女 (ページ22)

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俺にすればいいのにページ22

渡辺 side

楽屋に行くとAがソファで蹲ってて、

みんなが着てたジャケット類を羽織ってお腹を痛そうに摩ってる。

まあ、大体のことは分かった

俺が側に行くと、

「 … あ、しょっぴー、おはよ … 」

「大丈夫か？」

「ん～、どうだろう(笑) 」

「無理すんなよ … 」

「んふ、優しいね … 」

「は？いつものことだろ」

その後俺が側を離れようとしたら、

「しょっぴー？」

「ん、なに？」

「 …… 」

何するかと思えば、黙って俺に抱きついてきたから

「え、な、なに？」

「辰くん帰ってくるまで … 側に居てほしい」

「 … なんだよそれ、」

Aの隣に座り、優しくお腹を摩ると

安心したような顔するから

「はぁ、ふっかじゃなくて俺にすればいいのに」

なんて、冗談で言ったら

「 … バカじゃないの、何言ってんの(笑) 」

「冗談に決まってんじゃん(笑) 」

「しょっぴーが言ったら冗談に聞こえないから(笑) 」

そんな会話をしていると撮影が終わったふっかが帰って来て

「あ、ふっか、おかえり」

深澤「 A大丈夫？」

「ん、ましになった。しょっぴーのおかげで」

深澤「そっか、なら良かった」

いつも俺のこと冷たくあしらうくせにたまにこうやって甘えてくるんだもんな

俺の心臓持たねぇわ(笑)

ラウ「翔太くん顔めっちゃにやけてたよ？」

宮舘「翔太はほんとに分かりやすいよね(笑) 」

向井「しょっぴー顔に出すぎやで？」

「お前らまじ黙って」

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