無防備すぎる ページ14
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今日はAがSixTONESのライブ見学に行っていてまだ帰ってきていない
早めに帰ってきてねって言ったのに
あまり夜遅いと心配だし、
それに、あいつら何するかわかんねぇし。
特に樹とか
「 ただいまあ〜 」
夜の23時を過ぎた頃、Aが帰ってきた
「 おかえり、遅かったね 」
「 へへ、ごめーん 」
玄関へ行くと明らかに酔っているAが居て、足も少しフラフラしていて顔も真っ赤になってて
「 …… 」
Aはそんなにお酒が強い訳でもないし、酔うとすぐに顔が赤くなるしこの喋り方
こんな無防備な姿をあいつらの前で見せてたの?
「 ねえ、たつくん、ここ暑くなーい?」
そう言って靴を乱暴に脱ぎ散らかしてリビングまで行ったかと思うと、着ていたジャケットを脱ぎ、その下のブラウスのボタンを外し始めた
いや、いくら彼氏の前だからってさ、無防備すぎない?
「 A、待って 」
「 んえ、なーに?」
ブラウスのボタンをひとつひとつ外すAの腕を掴むと、なに?とポカーンとした表情で俺を見つめて
「 あのさ … ほんと無防備すぎなの。分かってる?」
「 ん??」
「 はあ … そんな顔、樹達の前でもしてたの?」
「 …… 辰くん怒ってる?」
「 … 怒ってないけど、ちょっとは自分の可愛さ分かって?樹達だって男なんだから、その気になったら襲われてかもしれないんだよ?」
「 ん …… ごめん、でもっ、久しぶりに樹くん達に会って楽しかったんだもん 」
そう言って俯いて俺にぎゅっと抱きつくA
「 楽しかったのはいい事だよ?でも、Aのそんな顔、他の男に見られたくないの 」
「 …… たつくんの前だけだもんっ 」
「 なにそれ、そういうのずるいんだけど 」
上目遣いで俺を見るAの唇を奪うと甘い吐息が聞こえてきて
「 そんな甘い声聞いたら俺もう止まんないよ?」
Aが外しかけていたボタンをまたひとつずつキスしながら外していく
そしてAをお姫様抱っこして寝室へ連れてく
ベッドにそっと下ろすと
俺の下で甘い顔して首に手を回してきて
「 … ん、 たつくんが欲しい 」
なんて言われたら
「 … ほんとまじでそういうとこだから 」
今日は寝かせるわけ無いよね
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美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月29日 21時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやまる | 作成日時:2020年10月29日 16時