素敵な夢…？ ページ5
.ヤンデレです、けどこれをほのぼのにするのもいいな…
いつも不思議な夢を見る
夢の中では彼等と会う
みんな優しくてとっても楽しい素敵な夢
「おーい！こっちこっち！」
「美味しい甘味処を見つけたんだ今度2人で行こ？」
「えへへこのお花あげます！」
けれど彼等は夢の中の人物
現実にいる訳では無い
たかが夢
私には大切な人達がいるし
現実での生活も充実してる
いつ夢を見なくなったって構わない
そう思い始めてだろうか
私が彼等に少し冷たく接するようになったのは
それと同時に彼等は変わった
「任せてよ全部やってあげるから。自分でやりたい？何言ってんの僕に任せるよね？」
「私だけの女神様ぁ…あぁ…美しい、愛してます」
「なんで俺だけを見てくれないの？！なんで！！なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで！俺以外みるなよ！！」
けれど、どうせ夢だからと気にしなかった
しかしある日夢の中で殴られた
痛くないだろうと思ってたからそのまま拳を受けた
けど痛かった…なんで…？夢のはずなのに
その瞬間私は今までの夢も含め恐怖を覚えた
怖い、痛い、夢から覚めて、こんな夢二度と見たくないｯ…
その次の日から夢を見ることは無くなった
3年ほど経つと私は夢のことすら忘れていた
だから彼等に対する恐怖や拒絶だって無くなっていた
だからだろうかまた私はあの夢を見た
「なんで私たちを今まで拒絶したの？君が拒絶するから君の夢に出てきたくても出れなかったじゃないか3年間悲しかったんだよ？」
彼等は何故夢だということを知ってるの？
どうして？またあの恐怖が蘇ってくる
『早く夢から覚めないと…！』
「無駄だよ、君はもうずっと夢の中。私達と一緒に楽しく夢の中で永遠の時を過ごすのさ。姿だって3年前と同じ、もう逃がさない」
__愛してる__
こうして少女は少年たちに愛される素敵な夢を永遠に見るのでした
え？素敵には見えないって？こんなにも相手を一途に思う愛だなんて素敵でしょ
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作者名：ぽんちふるーつ | 作成日時：2022年1月13日 2時
