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君に黒薔薇を ページ24

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こうして彼女は忍術学園に残ったのだ


先生やくのたまが黙ってないって?


彼等ほどではないが先生やくのたまも彼女の事が好きだった


少なくとも残って欲しいとは思っていたから


見て見ぬふりをした




そうしていつも通りの彼女がいる生活が戻った


けど一つ変わったことがある




彼等が彼女に対する気持ちを隠さなくなったこと

今まで以上に愛が重くなったこと




そんな重い愛をぶつければ彼女も彼等の異常さに気付くだろう


けど彼女は記憶喪失だ


これくらいが当たり前と教えれば彼女はそれを信じる


世間からしたらおかしな事だって





「自分でやるから大丈夫だよ、着替えさせる?そこまで子供じゃないのに〜えっ!それが当たり前なの?そっかぁ、記憶が無いって不便だな…」




「い"ッ…大ッ丈夫……言うこと聞けなかった私がいけないもんね…殴られて当たり前だし、これからは気をつけるね」




「え〜!なんで知ってるの?これぐらい知ってて当たり前?相手の細かい変化に気づくってのも当たり前だったのか…」



「女神様だなんてやめてよね?えっ?慕ってる人に対してはそうするのか…私の事したってくれてありがとうね」








記憶を取り戻すまではずっと忍術学園(この檻)の中



もしかしたら記憶を取り戻しても忍術学園(この檻)の中

___________________________
次2つにルートわかれまーす

やっぱもうPrologっぽくないよね…

君に黒薔薇をver.忍術学園→←君に黒薔薇を



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作者名:ぽんちふるーつ | 作成日時:2022年1月13日 2時

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