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そんなことを考えていると
後ろから人の足音が
静かだから自分の足音が響くのかな
ううん、明らかに私じゃない
確か会社を出るとき
私以外の人いたっけ？
少し早足に
そこの角を曲がると
もうひとつの大きな通りに出る
ここよりも大きな通りだから
乗るはずのバス停もあるし
車も走ってるはず
私が足を早めると
後ろから聞こえる足音も早くなる
あぁ、私狙われてるの？
もうほとんど走ってるくらいの早さに
ガシッ
肩を捕まれた
「ひゃっ！」
ﾕｿｸ「やー！俺だって」
恐る恐る振り向くとユソクだった
「な、何ですか？」
ﾕｿｸ「待っててやったんだよ。
仕事終わったんだろ」
「本当にいい加減にしてください。
待ってもらってても、
付き合うつもりはありませんから」
ﾕｿｸ「とにかくこんな遅いから送ってやるよ。
家どこだ？」
「いえ、結構です。
ほんと、こういうの困ります」
もう少しでバス停のある
大通りに出るというのに
細い暗い路地に
引っ張って行こうとするのを
必死で抵抗するので精一杯
「ほんと、やめてください！」
足を思いっきり踏んで
捕まれていた両手が自由になった時
持っていた書類が一杯入った大きな鞄を
思いっきり振りかざした
ﾕｿｸ「いってーー！」
そのすきに走って逃げた
でも大きな体のユソクは
怯んだのも一瞬で
またすぐに追いかけてきた
ﾕｿｸ「待てーー！このアマ！」
やっと大通り出たと思ったその時
キキッーー！ドン！
一瞬にして私の目の前は真っ白になった
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杏(プロフ) - みいなさん» 楽しんで読んで貰えて嬉しいです。今、キュヒョンさんの露出が少なくてぎゅ不足分ですが頑張ります!! (2016年9月27日 1時) (
レス) id: 65a375cdbf (このIDを非表示/違反報告)
みいな - 展開が気になります！頑張って！ (2016年9月17日 8時) (レス) id: ecdd14ed89 (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - みいなさん» ありがとうございます。更新頑張ります。 (2016年9月5日 17時) (レス) id: 65a375cdbf (このIDを非表示/違反報告)
みいな - 面白いから、更新頑張って！ (2016年9月3日 17時) (レス) id: ecdd14ed89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏 | 作成日時：2016年8月25日 16時
