【ポケットモンスターSV】感情を消した竜少女～LR編～【グルーシャ】 (ページ31)

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オーリム《だからこそ私は、エリアゼロ・・・もとい、パルデアの大穴に研究所を作った。

ペパーにどう思われても良いという覚悟をしっかり持ってね》

シグティア「・・・」

オーリム《ペパー・・・本当に、一緒に居てやれなくてすまない。

私は、自分の夢を諦める事ができない。

どうしても、古来と現代のポケモンが仲良く暮らしてる理想郷を見てみたいんだ》

シグティア「・・・」

オーリム《そう・・・たとえ・・・。

どれだけの犠牲を伴おうがね》

シグティア「ｯ!」

オーリム《メッセージに残しておく事はこれくらいかな・・・。

あと、強いて言うのなら・・・》

なにを言うんだろう？

オーリム《ペパー・・・本当は、私も君と長く一緒に居たかった。

君と色んな日々を過ごしたかった。

本当に、寂しい思いをさせて、すまない》

シグティア「オーリム博士……っ！」

オーリム《シグティア君・・・。

私からの・・・最後のお願いだ・・・。

ペパーを・・・。

愛しの息子を・・・頼んだよ》

シグティア「オーリムはか……っ！」

すると音声は止まり、映像は消えた。

シグティア「・・・」