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そして僕はペパーにシグティアさんとの事を話した。
ペパー「・・・そうか」
ハルト「(首もげるかと思った)」
ペパー「シグティア・・・やっぱ気にしてんのか、"あの時"の事」
ハルト「ペパー・・・ねぇ、本当になにがあったの？」
ペパー「・・・お前には伝えておくべきだな」
するとペパーは元気無さそうなポケモンを出した。
ハルト「そのポケモンは？」
ペパー「コイツはマフィティフ。俺の相棒だ」
ハルト「元気無さそう・・・」
ペパー「コイツ・・・俺やシグティアが小さい頃に大怪我しちまってよ」
ハルト「ポケモンセンターには連れてったの？」
ペパー「ああ。だが、ポケモンセンターでも治せない程だった」
ハルト「そんな・・・あ、だから〈秘伝スパイス〉を・・・」
ペパー「そうだ。今思えば、シグティアが俺を避け始めたのも、笑わなくなったのも、この時からだ」
ハルト「・・・」
ペパー「私が強ければ・・・私がもっとしっかりしてればって・・・自分の殻にこもるようになっちまった」
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