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「まずは、良かったですね、争いは終わりました。」
「はい、世界に迷惑をかけてしまいました…」
私はそういいローデリヒさんに微笑んだ。
「全く、あなた達は…仕方ないですね。」
「ふふっ」
「ローデリヒさん、話ってなんですか?」
「…落ち着いて聞いてくださいね、アレクサンダルはかなりひどい怪我をおっています」
「えっ‼」
顔が青ざめる。
「そんな…」
「複雑骨折をしており、右腕は動かないようです」
「かっ…回復の見込みは…?」
「私達は国ですから、きっと治るでしょうただ…今はひどい状態なのでまだ会うことは出来ませんが」
「ローデリヒさんは…どうしてアレクサンダルの怪我を知ってるんですか、」
「ッ!それは、その」
「アレックスは何処ですか‼」
ローデリヒさんの服を掴み言う
「落ち着きなさい‼…連絡、来てないのですか?」
「誰…から、」
ローデリヒさんは私の目を見て言った。
「フェリシアーノから」
え…?
今何て?
フェリシアーノ?
「何で、フェリシアーノの名前が出るんですか?」
「…ボロボロのアレクサンダルを引き受けたのはフェリシアーノですよ」
「ッ!」
だって、電話じゃあ、そんなこと言わなかったじゃない‼
電話をかける
プルルルルルル
「なんだよ」
「嘘つき!!! アレクサンダルは貴方のところにいるんでしょ!」
「ッ!何でそれを…」
「そんなことはどうでもいいの!!」
「よくないよ‼」
フェリシアーノが叫ぶ。
「だって、お前に傷付いてほしくなかったんだもん…」
「…ヘ?」
「お前、絶対自分を責めるだろ!自分のせいだって、そんなの嫌だもんおれ!」
「なにい…」
「たとえアレクサンダルでも、Aを傷つけるのは許さない。」
「お前を傷つけるのは俺だけでいいもん…」
「フェリシアーノ…」
「A…」
「気持ち悪い、さっさと病院名を伝えな(#・∀・)」
「はい(つд;*)」
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作者名:ましゅまんじゅう | 作成日時:2018年9月5日 0時