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ガシャーン!
「…っ…は」
衝撃でグラスを落として割ってしまった。
『速報です‼長年に渡り続いていたユーゴスラビア戦争ですが、本日
を持ち、終了したことを政府は発表しました。我が国スロベニアをはじめとし、五年前に始まった
ユーゴスラビア戦争、アメリカの介入もあり、セルビア側が独立を認めたことで長き争いは
幕を閉じました‼』
………アレクサンダル!‼
プルルルルルル…
「は…い」
「A、テレビ見ましたか?」
「ローデリヒさん…私…」
「落ち着きなさい、今からそちらに向かいます。」
「え……何で、」
「あなたに、伝えるべき事があります」
ローデリヒさんが、私に…?
「分かりました、」
電話を切り、息を吐く
ユーゴスラビア戦争が…終わった。
終わった。 終わったんだ。
プルルルルルルルル
再び電話がなる
「はい」
「ブス?」
「さよなら」
「冗談だよ‼…A、大丈夫?」
「大丈夫じゃないよ…」
「だよねぇ、でも良かったんじゃないの?」
「そりゃあいいよ‼だって」
「アレクサンダルが帰ってくるから?」
「かも、どうしよう、ねぇ…私 どうしよう、」
「落ち着け、ブス」
「ちょっと(#・∀・)」
「事実だろー」
「A、良かったね、」
「うん、嬉しい、嬉しいよ、」
フェリシアーノとの電話をきり、ローデリヒさんを待つ。
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作者名:ましゅまんじゅう | 作成日時:2018年9月5日 0時