【キメツ学園】恋愛禁止【アイドルパロ】

我慢。 ページ7

炭治郎がAのことが好きなのは、前々から気付いていた。




俺とAがメインボーカルで隣で歌っている時、




炭治郎からはいつも嫉妬。悲しみ………恋の音がした。







俺も正直言うと、アイドルになりたい無い。




なりたい気持ちはあっても、“恋愛禁止”と言うルールに縛られたく無いんだ。







でも、俺は“好きな子”の夢を応援することにした。




誰よりも愛おしい彼女の将来の役に立つ。




それほど素晴らしいことが他にあるだろうか。





だからこの気持ちは心の奥底にしまって、今は好きな子の背中を後押しするよ。






「………炭治郎、少し耳を貸してくれ」


「え、」






俺は戸惑う炭治郎の耳元で囁いた。






“恋愛禁止になっても、俺の気持ちは変わらない”






すると、炭治郎は困った様な笑みを浮かべた。





感心した様な、悲しい様な、そんな音をさせて。







この時のことを俺は後悔するんだろうな。









＿＿＿“恋愛禁止”なんて









気持ちを心の奥底にしまったって、









………我慢出来る訳無いのにって。







ーーーーー

更新遅くてすみませんっ！

掛け持ちの【校則違反＝お仕置き】に気が取られちゃって………

でも、頑張りますので、見捨て無いでください！！！！

ではでは。

by.葉桜 透

終わり←屋上。

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