七十ミリ ページ27
時は流れ六月最終週――…
期末テストまで残すところ一週間を切っていた。
「全く勉強してねー！！」
いきなりの上鳴くんの叫び声に思わず「うっ」と言ってしまった。
「上鳴くんたら…うるさいよねー全く。」
「人のこと言えねぇだろ」
「なぜ…？」
私ってそんなにうるさいかな…？
私は首をかしげる。
「どっちかと言わなくても静かな方じゃない？」
「…それ他の奴に言わない方がいいぞ。」
「なんでやねん」
「ねーねー！電灯ー！」
背後からいきなり芦戸ちゃんに抱きつかれた。
「わふっ」
「可愛い…ﾎﾞｿｯ」
「電灯は！？頭良い？」
「えー私？どっちかと言わなくても悪い方かなー」
「は？電灯､お前…」
「やったー！仲間がいたよ！電灯だーいすき！」
「ちなみに中間は何位だったんた？」
上鳴くんが訪ねてきた。
「うーんとねー。クラスでは3位だったよ」
「「は…？」」
騒がしかった二人が静かになったのでクラス中がしーん、となる。
「んー？どうかしたー？」
私が沈黙を破ったら瞬間、二人が口を開いた。
「嘘ついたな！」
「裏切り者！」
「えー！な、なんでー！？」
「「「「「当たり前だよ」」」」」
「だって3位だよ！？１位じゃないじゃん！」
その言葉に対して皆同じ事を思ってるはず。
(((((こいつも才能マンだったか…)))))
「ま、まぁ梨花ちゃん､大の勝負好きだから。
１位じゃないと気がすまないんだよ、きっと」
出久がここぞとばかりにフォローしてくれる。
「おっかしいなー？家では皆そんな感じなんだけどなー」
(((((どんな家族だ)))))
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のまーん(プロフ) - 千々さん» おけまる (2019年8月22日 14時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
千々 - え、ねえねえ、どうやったら文字のリンク張れるの？ここで雑談まずいから談話室の方来てよ。 (2019年8月22日 11時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2019年8月8日 21時
