六十六ミリ ページ23
梨花sid
「ねーねー。電灯ちゃんって轟くんと付き合ってるの？」
女子の集団に来て早々そんなことを聞かれる。
「んー？どっちだと思う？私は付き合ってないと思うよー。」
「何で本人が分かんないの」
「付き合ってないにしても仲が良いですよね。昔からの馴染みがあるんですか？」
「ううん。体育祭の日に初めてしゃべったー。」
「それでそんなに仲良くなれるんだ！運命じゃん！付き合っちゃいなよ！」
「照れるなー」
私がそう言った瞬間、皆が驚いていた。
(悪口のつもりはないんだけど…)
(誉め言葉として受けとるなんて)
(ポジティブにもほどがありますわ)
なんかヒソヒソ話してるな。
打ち合わせかな？
そんなことを考えているときに、ドアがガラガラ、と開いた。
「それでね。飯田くん…」
「ほう、それは興味深いな」
出久と飯田くんだった。
「出久ダー！」
「わっ！梨花ちゃん！」
私は「とうっ」と言って出久に飛び乗った。
「ビックリしたよ」
「だねー！」
「だねー、じゃないよ…全く」
出久は普通の女の子にこんなことされたら照れて顔が赤くなるくせに、私がやっても「いつものことか」って感じなんだ。
全く、失礼なやつだ。
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のまーん(プロフ) - 千々さん» おけまる (2019年8月22日 14時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
千々 - え、ねえねえ、どうやったら文字のリンク張れるの？ここで雑談まずいから談話室の方来てよ。 (2019年8月22日 11時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2019年8月8日 21時
