三十六ミリ ページ38
梨花side
私は轟くんを応援してるが、
勝率は少ないと思う。
だって、ねぇ……
「相手がかっきーだからなぁ。」
かっきーは強い。
実力もあるし、とっさの判断も◎だし
世の中不公平だと思う。
まぁ、性格に難アリだよね
だからといって轟くんも負けてはいない。
個性婚で生まれただけあって、個性も強い。
それに+、エンデヴァーに昔から鍛えられているだろうから、
めちゃくちゃ強いと思う。
私も雷斗くんに鍛えられてたわ。
____________
轟side
およそ10分前
俺は、保健室を出て控え室へと向かった。
電灯が俺に気を使って怪我を隠してるのはわかった。
(でも)
「手、…火傷してたな…」
見えてしまったのだ。
痛々しそうな火傷が。
「…クッソ…何で…誰かを傷つけちまうんだよ」
もし怪我が残ったら__なんて考えると本当に申し訳ない。
(ちゃんと治癒してもらったかな…)
次の試合のことを考えなければならないのに、どうしても頭に浮かぶのは電灯のことだった。
なんとなく、自分の左手を見つめた。
(手、…温かかったな…)
なんて、考えていると、バァン,とドアが勢いよく開いた。
「ア？」
爆豪だった。
何でここにいんだ？
「あれ!?何でてめェがここに…控え室……あ ここ、２の方かクソが!!」
俺は、少し笑ってしまった。
だって、電灯と全く同じ間違いをしていたから。
(やっぱ、仲良いのか…？)
先程は特に思うことは無かったが、少しだけモヤっとした。
「部屋間違えたのは俺だけどよ…笑ったり嫌な顔したりよぉ…オイオイオイ…
どこ見てんだよ半分野郎が!!」
「…それ…アイツらにも言われたな。
電灯も緑谷も…無茶苦茶やって人が抱えてたもんブッ壊してきやがった。
緑谷とは幼なじみなんだってな。
電灯ともそんなんか？まぁ、何でもいいか…
昔からあんなんなのか？」
『君が助けを求める顔をしてた』
『皆が否定していても、私は味方になってあげれる』
「あんな…アイツらなんか…
どうでもいんだよ!!
ウダウダとどうでもいんだよ…てめェの家事情も気持ちも…！
どうでもいいから俺にも使ってこいやそっちがわ
そいつを上からねじ伏せてやる。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るぅ(プロフ) - ちぃさん» はい！！！！あざっす！！！ (2019年12月10日 20時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - るぅさん» いえいえ！こちらこそ急に指摘しまってすみませんでした。 私るぅさんの作品楽しく読ませってもらってます！！！これからも頑張ってください！！！ (2019年12月10日 17時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - ちぃさん» あ！すいません！ご指摘ありがとうございます！もうちょっと頭良くしてから小説書かないとですね...！ (2019年12月10日 15時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 初めまして、ちいといいます。読んでいて思ったのですが○○sidとなってるんですがsideの間違いではないでしょうか？いきなりの指摘ですみませんでした (2019年12月9日 23時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
千々 - はっはっは多すぎかワロタｗｗ (2019年8月22日 10時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るぅ | 作成日時：2019年4月18日 15時
