三十三ミリ ページ35
まず、足から地面に電気を流した。
そして、それを持ち上げるようなイメージを何度も鮮明にしていた。
すると、地面のコンクリートが上に向かって伸び、まるで盾のようになった。
ここまでにかかった時間、約４秒。
ギリギリ攻撃を防いだ。
「…っやっぱなんかやってくるよな…!」
「あた、りまえじゃん……!」
お互いに今でも倒れそうな身体を必死に持ちこたえている。
「…これで決めようぜ…!電灯!!!!」
そう轟くんがいったとたん、バァァ、と爆風とともに炎がくる。
私も対抗し、電気で炎を押さえ込む。
『これが正真正銘最後の一撃だ!!!!
どちらが決勝戦の切符を掴むのか!!!!』
『今のところ、轟が優勢だ。だが、まだ慣れていない炎を扱かっているからな。さて、どうなるか』
「勝つんだあぁ!!!!私が!!!!」
私はもう最大火力を長くし続けているせいで、
身体が痺れてきている。
だが、ずっと出し続けているせいか、今まで10万ボルトが最大火力だったのを
さらに上回り、無意識に20万ボルトになっていた。
「ぐっ…!で、も負、けるわけには、いかねぇ……!!」
その瞬間、轟くんは氷を使ってきた。
反応が一瞬遅れてしまった。
やられた、と思った。
私はなすすべもなく、氷に押し出され、場外となってしまった。
「電灯さん、場外!!!!よって、決勝進出は轟くん!!!!」
「…あーぁ、負けちゃった。」
悔しいな、と思ったのもつかの間。
「轟くん！？」
突然、ミッドナイト先生が叫んだ。
私は、すぐさま起き上がり、轟くんに目を向けた。
そこには、炎に包まれている轟くんの姿があった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るぅ(プロフ) - ちぃさん» はい！！！！あざっす！！！ (2019年12月10日 20時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - るぅさん» いえいえ！こちらこそ急に指摘しまってすみませんでした。 私るぅさんの作品楽しく読ませってもらってます！！！これからも頑張ってください！！！ (2019年12月10日 17時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - ちぃさん» あ！すいません！ご指摘ありがとうございます！もうちょっと頭良くしてから小説書かないとですね...！ (2019年12月10日 15時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 初めまして、ちいといいます。読んでいて思ったのですが○○sidとなってるんですがsideの間違いではないでしょうか？いきなりの指摘ですみませんでした (2019年12月9日 23時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
千々 - はっはっは多すぎかワロタｗｗ (2019年8月22日 10時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るぅ | 作成日時：2019年4月18日 15時
