二十八ミリ ページ30
そして、なんやかんやしているうちに、とうとう梨花の試合のひとつ前の試合となっていた。
つまり、切島VS爆豪の試合だ。
ひとつ前の試合には自分の控え室に向かっていなければならないので、梨花は控え室へと向かっていた。
梨花は控え室の前まできた。
そして、ドアを開けたが、目の前には轟くんがいた。
「……え？何で轟くん❓あ、ここ、控え室一の方か！」
自問自答をしている梨花に轟は言った。
「お前…たしか爆豪の彼女か…流石、爆豪が認めただけあって強いんだな。」
その発言に梨花はこれでもかと言うほど首をふった。
「ちょとまてちょとまてお兄さん！ラッスン………ごめん、今の忘れて。」
「あぁ、大丈夫だ。あと、お前、控え室二の方だろ？早くいったほうがいいぞ。」
「うん。間違えてごめんね……ってそうじゃなくて！」
つい轟のペースに呑まれていた梨花だったが、やっと我に帰った。
「だーかーらー！私はかっきーの彼女じゃないってば！
変な誤解しないでよー！」
まるで、プンプン、と効果音でも出そうなおこりだったが、梨花は大真面目だ。
「え？違うのか？仲良かったからつい…」
「つい…じゃないよ！全く…」
「ワリィ、今色々悩みがあって、不安定なんだ。」
悩み、と聞いて、つい反応してしまった。
その悩みが何かわかっているから。
辛さが、わかっているから。
梨花は、黙りこくってしまった。
轟も同様だ。
数秒して、梨花がようやく口を開いた。
「…あ、のさ、悩みって…個性のこ、と？…」
少し途切れ途切れになりながら梨花は尋ねた。
「…あぁ、そうだ。」
轟の返答に、やっぱりそうなんだ、と梨花は思った。
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るぅ(プロフ) - ちぃさん» はい！！！！あざっす！！！ (2019年12月10日 20時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - るぅさん» いえいえ！こちらこそ急に指摘しまってすみませんでした。 私るぅさんの作品楽しく読ませってもらってます！！！これからも頑張ってください！！！ (2019年12月10日 17時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - ちぃさん» あ！すいません！ご指摘ありがとうございます！もうちょっと頭良くしてから小説書かないとですね...！ (2019年12月10日 15時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 初めまして、ちいといいます。読んでいて思ったのですが○○sidとなってるんですがsideの間違いではないでしょうか？いきなりの指摘ですみませんでした (2019年12月9日 23時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
千々 - はっはっは多すぎかワロタｗｗ (2019年8月22日 10時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2019年4月18日 15時
