メアリーの言うことには （中学生編) ページ22
２月某日
ハルと一緒に試験会場である高校に向かう。
もちろん私も試験を受けるために。
そう、春からハルと同じ高校に通うために。
ソロモンよ！私は帰って来た！
わかる人にはわかるギャグだ。
試験が無事終わり、ハルと帰宅途中にヨネと桐林と合流。驚きの声と泣き顔で出迎えられた。二人も同じ高校を受けてたのだ。
再会を祝してファミレスで駄弁る。
そして帰宅。
私は元の家に帰る。
「お帰りなさいライハ。」
出迎えてくれたのはアメ○カで知り合ったメアリーだ。これからここで私と一緒に暮らす同居人だ。
彼女のおかげで私は日本で暮らす事を親に許してもらえた。
彼女は私の恩人……なのではない。
何故なら彼女は私の追っかけなのだ。
ファンというか、もうストーカーといってもいい。
「もう引っ越しの片付けもだいたい終ってるぞ。あ、私の部屋には畳の部屋を使わせてもらうが別にいいよな？」
「メアリー、そこに正座。」
私は玄関でメアリーに命じる。
「ライハどうしたんだ、何かあったのか？」
「おい、ハルにバレてたの何故黙ってた！？」
「ヒュー♪ヒュー♪」
「口笛で誤魔化すな。頭カチワルぞ！」
「……だってハルキ・タツミヤがライハには黙ってろって……」
「メアリーは私の仲間だよね！何故裏切ったの！？あと元FBI捜査官だよね！何故簡単にハルにバレたのさ！？」
「確かに私も油断をしていた。だがそれ以上にハルキ・タツミヤが凄かったのだ。だから私は彼の事を心の中で『COOL KID』と呼んでいる。」
「このオタクが！……よし全部話せ！洗いざらい全てぶちまけろ。」
私はメアリーの頭を鷲掴みする。
「い！痛い！やめて！全て話すから殺さないで魔法少女！」
「魔法少女って言うなー！！」
メアリーは私が魔法を使える事を知っている。
知っているというかバレてしまったのだ。
アメ○カである事件をきっかけに。
まさか現世でゾンビに会うとは思わなかった。
地球にもまさかのファンタジーがあったのだ。
メアリーは優秀な捜査官だったがそれを上回る病気があった。
日本かぶれのオタクという病気が。
私が魔法でゾンビを撃退する姿を見て感動した彼女は何故か弟子入りしてきた。魔法少女になるために。
ＦＢＩを辞めてまで。
本来なら口封じのためにすぐに殺すつもりだったのだが私は日本に帰るために彼女を利用することにした。
なのに逆にハルに手玉に取られるなんて。
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h16ayakaアヤッカー(プロフ) - zenさん» まじ黙れ。書いても無ぇお前に言う権利は無いわ。自分の主張を書きたいだけだろうが。失せろ (2019年7月9日 22時) (
レス) id: a6a42def20 (このIDを非表示/違反報告)
zen - この物語、設定は面白いのですがライハの性格が読んでいてとても不快になるものです。どこがおもしろいのか全くわかりません。 (2019年7月9日 18時) (レス) id: 6b2aac275b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケントマイルド | 作成日時：2019年6月23日 7時
