レイについて語ろう （エマ、アンナ、ヴァイオレット、その他) 【約ネバ短編集】 ページ28
ポーラ率いる女子五人は皆異常に表情が暗い。
もちろんポーラ以外だが。
ちなみにソーニャはモニタールームで仕事中のため不参加だ。
彼女達はレイの居る資料室に向かっている。
ポーラ「ところでレイってどんな子？私、まともに喋ったの昨日が初めてだったよ。」
エマ「え、そうだったの？」
ポーラ「G.Pからシェルターに移動する時、３週間程一緒だったけど、私負傷してたから。ずっと担架の上だったしね。」
ヴァイ「そういえばそうだったな。」
ジリアン「私はポーラよりは早く治ったから旅にでるちょっと前に喋った事あったよ。」
エマ「じゃあ教えてあげるよ。レイはね……」
ポーラ「あ、エマとアンナはいいです。長くなりそうだし、美化されてそうだしね。」
ギルダ「……じゃあ私達？」
ポーラ「そうだね。付き合いの長いギルダと客観的立場のジリアンと最近惚れたヴァイオレットの３人から聞きたいな。」
アンナ「……残念。」
エマ「だね。」
ポーラ「じゃあギルダから。G.Fの頃はどんな感じだったの？」
ギルダ「そうね……今とたいして変わってないかな。読書好きで１人でいるのが好きで、面倒見が良くて頭が凄く良くて……言葉は少しキツイけど基本的には優しいよ。」
エマ「で、でもね、本当は読書とか嫌いで……」
アンナ「勉強も嫌いなのよ。」
ポーラ「二人はいいから。ジリアンは？」
ジリアン「私はあんまり絡んだことないからなー。手先が器用で機械関係も強くて、仕事は早かったな。あと何故かナイジェルはレイを恐れているかな。」
エマ「運動神経もいいんだよ！」
アンナ「料理も上手よね。」
ポーラ「二人は本当に黙ろうか。ヴァイオレットは？」
ヴァイ「そうだな……旅でもアイツは頼りになったぞ。地図は完璧に覚えてたし、野良鬼と戦う時も冷静に判断して危険な役割も自ら進んで行動してたぞ。」
エマ「本当頼りになるよね。」
アンナ「私も助けてもらったけどカッコよかった。」
ポーラ「なるほどね。以上の話をまとめてみると…………完璧だね。」
エマ「しょうがないよ。」
アンナ「レイだからね。」
ポーラ「じゃあ欠点、短所とかある？」
エマ「はははっ、そんなのあるわけ……」
ギルダ「無愛想。」
ジリアン「生意気。」
エマ「！？」
ギルダ「よく無茶をする。」
ジリアン「いつも眠たそう。」
ギルダ「好き嫌いが激しい。」
ジリアン「人生の先輩を敬わない。」
エマ「な、二人とも！？」
ポーラ「結構でてくるね。」
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ケントマイルド(プロフ) - わさびさん» 遅くなりましたが感想ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2019年5月15日 21時) (
レス) id: a0b55a38da (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！これからも応援してます！ (2019年5月14日 17時) (レス) id: a869eac88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケントマイルド | 作成日時：2019年4月27日 0時
