★標的276★ ページ5
アイツらの所を離れる頃にはもう空が夕焼けに染まっていた。
そろそろみんなの所に戻ろうかな。
サッカーだってそろそろ切り上げてると思うし。
そう思った私は大海原中に戻った。
戻ってみるとちょうど終わったらしく、土門が駆け寄ってきた。
土門「A！全くどこいってたんだよ？突然どっか行くの止めろよな？｣
A「ごめんごめん。ちょっと用事があって。」
流石に鬼瓦に連れていかれてたなんて言えないよね。それを言ったら根掘り葉掘り聞かれそうだし。
言えないことが多いお年頃なのよ。
A「あぁ、そうだ。修也が住んでた家に行こうか」
リカ「今から行ってもええの！？」
A「大丈夫だよ。話通しておいたから」
家の話になったら突然リカが飛んできて目をキラキラさせていた。
夏未「でも、突然行ったら迷惑がかかるんじゃ？」
A「そんな事ないって」
リカ「Aがええ言うとんのからええに決まっとるやん！早く行こうや！」
リカは相当楽しみなのかグイグイとみんなをキャラバンに詰め込んでいる。
私も後ろから押されてキャラバンに詰め込まれた。
A「ここがその家ね」
リカ「ホンマにここなん？？」
A「ホントだよ。嘘なんてついてどうするの？」
古株さんにちゃんと住所だって伝えて運転してもらったし。
なにより前回来た時ここに修也が住んでたし。
というか、用意したの私だから間違うわけが無い。
リカ「めっちゃ大きない！？！？」
リカが興奮したように家を指さした。
A「それなりじゃない？」
確かに普通の家にしては大きいかもしれない。
周りの家と見比べるとかなり浮いているし？
夏未「あら？並盛の家よりは小さめね」
春奈「そうですね！並盛の方はもっと豪邸！って大きさで凄かったですよ！！」
秋「お風呂もめちゃくちゃ広かったわね」
3人は前の家を思い出して楽しそうに笑っていた。
うわぁぁ！
女の子がキャッキャしてるの癒される！！
リカ「これ以上大きいのあるん！？やっぱ金持ちやん！！」
塔子「そうか？あたしの家の方が広いけどな？」
リカ「あんたは黙っとき！！」
塔子との家を比べられても･･･
あれは別じゃない？
だって総理官邸じゃないか！！
家に入らず外で話していると目の前のドアが開いて部下が出てきて頭を下げた。
「お帰りなさいませ。A様、豪炎寺様、そして雷門イレブンの皆様」
A「うん。ただいま」
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彩生(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！えっと今見ているアニメならワールドトリガー、呪術廻戦、転スラ、無職転生、ひぐらし、エスケーエイト、とかですかね？他にも色々見てますよ〜 (2021年3月17日 20時) (
レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月17日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩生 | 作成日時：2020年4月25日 3時
