★標的297★ ページ27
アフロディの何度目か分からない挑戦中に空からエイリアボールが降ってきた。
そしてまた青白く発光した。
上から落ちてきた風圧で近くにいたアフロディ、ゴッカ、ボンバは吹き飛ばされた。
円堂「あれは！」
「みんな楽しそうだね」
声が聞こえた方に顔を向ければグランが立っていた。
円堂「ヒロト！」
グラン「やぁ、円堂くん」
そう言うとグランは上から降りてきた。
円堂「お前一体何しに？」
グラン「今日は君に用があって来たわけじゃないんだ」
グラン「何勝手なことをしている」
さっきまで円堂と話していた声よりトーンを落としてグランはカオスを見るとそう言った。
バーン「俺は認めない！お前がジェネシスに選ばれた事など！」
ガゼル「我々は証明してみせる。雷門を倒して誰がジェネシスに相応しいのかを！」
グラン「往生際が悪いな」
グランはカオスをみて機嫌悪そうにいうと、エイリアボールを光らせた。
グラン「あ、そうだA」
A「なに？」
グラン「これが最後の勧誘だよ。僕のチームいや、仲間になってくれないか？僕には君が必要なんだ」
最後。
という事は次会う時こそグラン、ヒロトと戦う時って事だよね。
それに、必要だなんて言ってくれるけどそれは戦力としてであって必ず私だからって事じゃないよね？
分かってた。
A「何度も言ってるけど私はそっちには行かない。私にはここでやる事があるから」
グラン「本当に残念だよ。A、君とは戦いたくなかったのに！」
A「貴方がそこを抜ければ戦わなくて済むんだよ？」
グラン「僕がそんな事をしないって知ってる癖によく言うよ」
A「そうね。知ってるけど願うだけならしてもいいと思ってたの」
叶わないなんて知ってる。
だって、ヒロトがあの人から離れられるわけが無いから。だけど、願っていたかった。
A「それと、カオスのみんなをどうする気？」
グラン「どうって。知ってて聞いてるんだろ？この後どうなるかなんて。それが嫌で君はジェミニストームとイプシロンを連れ去ったんだろ？」
最悪。
このタイミングでそれをバラすなんて。
円堂「え？連れ去ったって？？」
鬼道「A、今の話は本当なのか？」
みんなが動揺してる。
私に向けてる目は不信感･疑心感･猜疑感･不安･･･。
私に対しての疑いを持つような視線が突き刺さる。
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彩生(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！えっと今見ているアニメならワールドトリガー、呪術廻戦、転スラ、無職転生、ひぐらし、エスケーエイト、とかですかね？他にも色々見てますよ〜 (2021年3月17日 20時) (
レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月17日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩生 | 作成日時：2020年4月25日 3時
