9話 ページ11
〈生徒会室〉
『っ、どういうことなの…⁈』
私は先程優雅くんに生徒会室に連れてこられた。
生徒会室は基本放課後に使用することが多いため、誰もいない。
多分優雅くんが状況をくわしく私に説明するために連れてきたと思うのだけど…
当の優雅くんは当たり前のような感じだ。
対して私は理解出来ず混乱状態。
優雅「何がって何?
ていうか、息切れてるけど大丈夫…?」
『何がって…
付き合うことになったこと。
私告白はしていないと思うんだけど…?』
優雅くんが好きなことは事実。
付き合うことは嬉しいっちゃ嬉しいが、追いつけないし、聞いていない。
第一、私と彼とは住む世界が違いすぎる…
優雅「でも僕のこと好きなんだよね?」
『それはっ…、、そうだけど…』
優雅「だったらいいじゃん。
僕はあくまでも、君が告白しやすいよう
にしただけだよ」
告白しやすいようにって…
実質告白ではない気がするけど?
結果的にあのメールの文も告白にみたてた偽装工作だし…
『優雅くんはいいの?
私と付き合うことになって』
優雅「僕?
僕は嬉しいよ!(夢主)が告白してく
て…」
この人…
メールのこと告白だと勘違いしてるの?
優雅くんはずっと夢だったんだ…と言い、私の肩に手を回す。
優雅くんとの距離はぐっと縮まる。
…何をする気なの…!?
しかし私の体は意思に反してそんな行為に興奮してしまう。
呼吸が荒くなり、体が熱くなる。
『…何っ…するのっ…?』
優雅「体は正直なんだね」
薄気味悪い笑みと共に優雅くんの手が私のスカートに入ってくる…
抵抗しようとしても、興奮が勝り、優雅くんの思い通りに反応してしまう。
『やめっ…!
何っ…しようと…!?』
「おーい!優雅ーっ!」
同時に廊下からクラスメイトの声が聞こえた。
ラッキーフラワー
アジサイ
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冷火(プロフ) - 初投稿おめでとうございます!私も実は初投稿しました!頑張ってくださいね! (2019年5月16日 22時) (レス) id: d5886401d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お花畑 | 作成日時:2019年3月31日 22時