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氷柱 ページ37

「あの袴、て茂雄さんと同じだ」

「本当だ…背中に結晶がある」

耳の良い善逸は門下生たちのコソコソ話も耳に勝手にはいってくる

「お前たち、知らないのか?Aさん、鬼殺隊の柱なんだぜ?そんな人が氷柱(つらら)じゃねぇわけないじゃん」

この道場には階級があるらしく、袴の模様で判別できるらしい、パッと見る感じ、模様がある門下生はAと茂雄、あと2人ほど見受けられる

「歴代氷柱の中で、氷華様が鬼殺隊の修行を行なったのは2人だけ…」

「茂雄さんより強いの…?」

「あぁ、茂雄なんて一発で首切っちまうぜ」

ひぃい、と情けない声を出す。後輩をびびらして楽しむ先輩をよそに、善逸は余計なことを考えて居た



まずは素振り、その光景はすごく不可思議で、少人数で修行をして居た3人には新鮮な光景だった

今日から自分たちもこの中に入って修行するのか!と思うと複雑だった

「A、かなり深刻だと聞いて居たけど、大丈夫みたいね」

「2年前のように魂が抜けて居たらと心配して居たが、前よりいい顔になってるぞ」

「まだ安静にしていろと俺は言ったのに!!仕事の後輩を連れてくるとは!バカタレ!!職業病もいいところだぞ!」

「剣道は僕の取り柄だからね、それに、後輩の育成をするのも先輩の役目、鬼殺隊の未来の為に力を貸して欲しい」

Aの視線に、3人は釘付けとなる、氷柱の中で一番最年少かつ、3人の記憶の中では、もう少し幼い感じがしたのだが、成長して帰ってきたらしい、そして、その視線には色々な気持ちがこもっていると感じた

「分かったわ、なんせ、鬼殺隊だもの、弱かったら困るわ」

「そうだな、A姫のお願いだ。冬治も、きっとそれを望んでる」

「ふん、時期の道場主の頼みだ。断るわけがなかろうが
ビシバシ鍛えてやる」

なんだか楽しそうな茂雄をよそに、氷華は3人に真剣を握るよう指示した。そして、Aに目で合図する

実力者→←お嬢様?



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トウセ(プロフ) - 強く生きよ乙女の更新して下さい!!お願いします! (2017年10月14日 10時) (レス) id: 1bdce7f715 (このIDを非表示/違反報告)
ほほふー - 面白いです!!どんどん更新するのをまっておりますです!! (2017年8月22日 22時) (レス) id: 0a6d4540cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふじょし | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年8月21日 23時

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