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里帰り…の前に ページ33

「煉獄さん、お久しぶりですね」

「お前は…哀川のばあさんとこの…」

弟、千寿郎に案内され、髭が生え、だらし無くお酒を飲んでいる元炎柱で杏寿郎の父である槇寿郎の元を訪れる

「はい、哀川Aです。」

マジマジとAのことを見ると、眉間にしわを寄せる

「くだらん、氷河の様に鬼に食われて終わる
鬼殺隊なんて辞めろ、お前のばあさんを超えることはできん」

昔はこんな方ではなかった。と聞いたことがあるが、どうも信じがたい、彼も彼なりの何かがあるのは感じ取れるものの、深入りはしないほうが無難だろう

「本題に入らせていただきます。この度のご不幸、私が居ながら大変申しわけございません」

頭を下げるが、本人は特に気にもとめて居ない様だ。くだらない、と言っている反面、鬼殺隊は何なのかを知っているからだろう

「…お前は才能に恵まれている、これからもっと強くなれるだろう、だがな、お前に、あの哀川氷華以上の強さは望めないだろう」

「お褒めに預かり光栄です。
お言葉ですが、私は祖母以上の強さをもとめておりません、鬼殺隊として、この命、鬼狩りへ捧げることが何よりの幸せゆえ、全くもってその様なことに興味はありません、自分の容量が他者より少ないからと言って、諦めるつもりなど全くありません」

イライラとしているのは空気から感じ取れる、だが、恐怖はなく、ぶつかるならかかってこい、という心持ちだ。

「氷の呼吸は、人の容量を超えている」

「…」

むくりと布団から起き上がり、酒の入った容器を置く、こちらに振り返ったかと思えば、表情はかなり険しい

「お前達が使う氷の呼吸、ある特定の技は実物になり鬼を凍らしてしまう…その呼吸で、哀川氷華は鬼殺隊最強の剣士にまで上り詰めた…
俺も氷河のを間近で見たことがあるが、あれはもはや妖の術だ。だが、先代柱、冬治は使えなかったと聞く」

畳を蹴り、とても引きこもりとは思えない力で胸グラを掴まれる

「お前達、哀川はなんなんだ!日の呼吸と同じ部類なのか!?どうせ!俺たちをバカにしているのだろう!?」

何を言っているのか理解できなかった

秘密→←先輩として



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トウセ(プロフ) - 強く生きよ乙女の更新して下さい!!お願いします! (2017年10月14日 10時) (レス) id: 1bdce7f715 (このIDを非表示/違反報告)
ほほふー - 面白いです!!どんどん更新するのをまっておりますです!! (2017年8月22日 22時) (レス) id: 0a6d4540cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふじょし | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年8月21日 23時

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