第４話〜豪炎寺サイド〜 ページ5
〜豪炎寺ｓｉｂｅ回想〜〜〜
昨日俺は付き合ってる恋人のAに別れを告げた
Aは驚いた顔をしながら俺にしがみ付いて来たけど
俺は・・・Aを引き剥がして背を向けた。
本当は抱き締めて『ウソだ。ごめん』って言ってやりたかった
でも俺はそんな事できる立場じゃない
Aをそのままにして俺は立ち去った
Aの前から立ち去って数分
俺の目の前に、田村 菜々美が立っていた
豪炎寺「・・・田村」
俺を見ながらニッコリ笑う田村・・・・
田村「ちゃんとAちゃんと別れてきた？」
豪炎寺「ああ」
俺は田村を睨みつける
コイツさえ居なければ、今もAの隣に居れたのに
田村「そんなに睨まないでよ〜」
豪炎寺「何のようだ」
田村「あのね！！明日から一緒に登校してほしくて！」
田村は楽しそうに笑顔でそう言ってきた
豪炎寺「悪いが・・・「断るの？」」
田村「断れると思うの？」
田村は目を吊り上げて、俺をみる
豪炎寺「いや。一緒に行く」
田村「だよね！！よかった〜断るのかと思っちゃった〜」
よく言う断る事を許さなかったくせに。
田村「やっぱり一人の登校は寂しいもんね♪」
豪炎寺「・・・・」
田村「ねえねえ豪炎寺くん！明日は豪炎寺くんのお家に迎えにいくから待っててね」
豪炎寺「ああ」
そう言って田村は笑顔で帰っていった
なんでアイツは俺の家まで知っているんだ。
軽い恐怖を覚えた。
そして田村と学校に行く約束した今思い知る。
自分がAの彼氏ではなくなった事に。
明日からは俺はAの迎えにもいく事も
一緒にお昼を食べる事も
何も出来なくなるんだ。
Aのあの笑顔も俺ではなく
俺じゃないやつに向けられ、
隣を歩くのも俺じゃない。
嫌だ、見たくない。
だけど俺はAの彼氏ではないから、
自分から別れを切り出した事は
いまさら変えるなんて出来ない
そんな事をしたら田村が何をしでかすかわからない
これからは田村の言いなりになろう。
俺はいつまでもAを愛し続ける。
だからAはいつまでも笑っていてくれ
豪炎寺「愛してるA・・・」
俺は零れそうな涙を抑えながら急いで帰った・・・
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩生(プロフ) - 霜柱×氷雪さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです。更新頑張りますね！ (2018年4月28日 0時) (
レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
霜柱×氷雪 - とても良いと思います。私、佐久間も豪炎寺も好き何でこのお話凄く読みやすいです。更新頑張ってください。応援しています!! (2018年4月24日 21時) (レス) id: 685ae2c80c (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。この作品を削除、変更はしません。ですが、ストーリーが思いつき次第、みきさんがリクエストしてくれた、豪炎寺の新作を作れるように努力をしようと思います！作品を読んで下さりありがとうございます。 (2018年2月23日 20時) (レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 彩生さん» この作品を変更（削除）してまた別の新しい作品を作ってほしいです！例えばイナズマイレブンの作品で豪炎寺くんとの恋愛小説を書いてほしいです！お願いしますm(__)m (2018年2月21日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - Akimeさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！ご期待にそえるように頑張りますね！！ (2017年3月21日 13時) (レス) id: 7bea5e0c46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彩生 | 作成日時：2012年5月13日 21時
