第２４話〜夏美〜 ページ24
佐久間「書類の不備は無いと思いますが確認お願いします」
理事長「あぁ少し席を外させてもらうよ。隣で確認してる」
書類の確認ならここでも出来るのに隣に行ったのはきっと私が佐久間くんに聞きたいことがあると思っての気遣いだと思う。
夏美「佐久間くん！」
佐久間「言いたい事わかるよ。答えられる範囲なら言う。雷門はAの親友だから」
佐久間くんも私が質問したいの気づいてたみたい。
夏美「なら遠慮なく聞かせてもらうわ！どういう事Aが転校なんて！」
佐久間「そのままの意味。帝国に転校するんだ」
やっぱり帝国なのね。
夏美「理由は？私はなにもAから聞いてないわ」
佐久間「今日決めた事だからまだ連絡無いんじゃないか？」
夏美「今日！？」
佐久間「今日、数時間前に決めた」
突然すぎる。なんでそんな事！
佐久間「なぁ、雷門はAが豪炎寺と別れたの知ってるか？」
佐久間くんはそう私に聞いてきた、
知ってるわよ。
夏美「本人に聞いたわ」
佐久間「そうか。あのさ、ここからの話は他言無用で頼む。Aの為なんだ｣
Aの為なんて言われたら何も言えなくなるじゃない
夏美「言わないわ」
佐久間「ならよかった。Aは、豪炎寺の事を覚えてない」
夏美「え？」
覚えてない？
佐久間くんの言ってる意味がすぐにはいってこなかった。
佐久間「忘れてるんだ、豪炎寺の事だけ。そんな状況でここには通えないだろ？だからAは転校するんだ。」
佐久間「もちろんAの親も理解して納得している」
夏美「なんで、Aは忘れてしまったの」
佐久間「辛すぎたんだ、心が耐えられないほどにAは無理をしてた。だから、壊れてしまった」
そんなになるまでAは無理してたの？
ちゃんと話を聞けばよかった。
佐久間「だからAは転校する、俺が側で守ってやらなきゃ。」
そういった佐久間くんの目に怪しい光が見えた気がした。
気の所為よね？
夏美「そんな状況でAをどうやって説得を？」
佐久間「流石に嘘を吐いたよ。本当の事は言えないだろ？」
夏美「そうね」
佐久間「だから雷門、Aの前で豪炎寺の話はしないでくれ」
夏美「わかったわ」
私だってAをわざわざ傷付ける様なことはしたくない。
大切な親友だもの。
ラッキーアイテム
革ベルト
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彩生(プロフ) - 霜柱×氷雪さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです。更新頑張りますね！ (2018年4月28日 0時) (
レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
霜柱×氷雪 - とても良いと思います。私、佐久間も豪炎寺も好き何でこのお話凄く読みやすいです。更新頑張ってください。応援しています!! (2018年4月24日 21時) (レス) id: 685ae2c80c (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。この作品を削除、変更はしません。ですが、ストーリーが思いつき次第、みきさんがリクエストしてくれた、豪炎寺の新作を作れるように努力をしようと思います！作品を読んで下さりありがとうございます。 (2018年2月23日 20時) (レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 彩生さん» この作品を変更（削除）してまた別の新しい作品を作ってほしいです！例えばイナズマイレブンの作品で豪炎寺くんとの恋愛小説を書いてほしいです！お願いしますm(__)m (2018年2月21日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - Akimeさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！ご期待にそえるように頑張りますね！！ (2017年3月21日 13時) (レス) id: 7bea5e0c46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩生 | 作成日時：2012年5月13日 21時
