二組目 ページ18
さいたま「こりゃ、きたさだとダメだな」
またさ「半泣きになりながら誰かの服の袖をずっと引っ張ってる光景が浮かぶぜ…」
さいたま「そして蜘蛛の巣とかに引っかかったりしたら猛スピードでスタート地点に戻りそう…」
ーーーーーーーーーーーー
きたさ「くしゅん！」
きたさの母「またくしゃみ？」
きたさ「アイツら…」
ーーーーーーーーー
さいたまとまたさは百鬼に鍛えられているところもあり、余裕でどんどん進んで行った。
そして…
さいたま「よし。あとはここにこの人形を入れるだけだな」
そう言い、さいたまは箱の中に人形を入れた。
またさ「結構余裕だった……………ん？」
さいたま「またさ？」
またさ「今…この人形動かなかった？」
さいたま「え…？」
さいたまはジッと、さっき箱に入れた人形を見つめた。
箱の中には、最初に行った双竜とカオスが入れた人形もある。
数秒間見つめたが、動く気配はない。
さいたま「気のせいだったんじゃない？」
またさ「……気のせい…か…」
さいたま「……戻るか」
またさ「そうだな…」
二人は箱に背を向け、百鬼達のところへと戻っていった。
さいたまとまたさが置いた人形が、何か喋っていたことに気がつかずに…
人形？「…つまんないよ…」
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Ｘa「お帰りなさい。さいたまさん。またささん」
百鬼「二人は余裕だったでしょ？」
またさ「まぁな！」
さいたま「余裕余裕！」
百鬼のお付き合いにお化け屋敷巡りや、たまに心霊スポット巡りなどをしている二人はそりゃ
余裕である。
Ｘ談「次は会長さんと白薔薇先輩ですよね…」
と、Ｘ談は心配そうに二人に近づいた。
Ｘa「白薔薇さんは私が責任を持って見ておくので、安心してください」
白薔薇「僕は大丈夫だよ」
Ｘ談「………お気をつけてください」
と、Ｘ談は二人を見送った。
ーーーーーーーーーーーーーー
カオス「……何かいる…？」
双竜「……？カオス、何か言ったか？」
カオス「なにも。また行きたいなぁって」
双竜「あっそ…」
その会話を、こっそり第六天魔王が聞いていた。
第六天魔王「何かいるのは合ってるよ〜」(小声)
続く…
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狂狐 - いつの間に…………。ありがとうございます！ (2019年8月24日 19時) (
レス) id: 707ff4fd17 (このIDを非表示/違反報告)
夜月-よづふわ- - 1000hitおめでとーございます！！ (2019年8月24日 19時) (レス) id: 144e3b7d1c (このIDを非表示/違反報告)
狂狐 - もうすごいとしか言いようがないです…。 (2019年8月11日 6時) (レス) id: 8c33b97a88 (このIDを非表示/違反報告)
夜月-よづふわ- - あ…誤字してました。正確には「返ってきました」ですね (2019年8月10日 22時) (レス) id: 144e3b7d1c (このIDを非表示/違反報告)
夜月-よづふわ- - 狂狐さん» それ聞いて私一瞬固まりました…それで「じゃあリべリオン！」「全良してる」(;ﾟдﾟ)「じ…じゃあドンカマ」「ドンカマも全良してる」「えー…じゃあきたさ」「あー、可3」…まさかのきたさ全良してませんでした()まぁ後日「きたさ全良した」って言われましたけど← (2019年8月10日 22時) (レス) id: 144e3b7d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狂狐 | 作成日時：2019年6月24日 6時
