廃病院の幽霊 ページ21
？？？『姉ちゃん離してっ！』
女性『このばか弟！遊ぶのは良いけど危害を加えたらダメだって言ったでしょ！』
百鬼「えっと…なにこの状況…」
女性『ふぅ…さてと、みなさんを呼びましょうか』
ーーーーーーーーーーーーーー
タベルナ「百鬼〜！無事で良かったぁ〜！」
百鬼「私…そんなに心配されてたのか…」
タベルナは泣きながら百鬼に抱きついていた。
女性『それにしても貴女が私のネックレスを持ってて、運が良かったわね』
百鬼「はい？どういう事ですか？」
女性はネックレスを百鬼から受け取り、
自分の首に身に付けると、その理由を話し始めた。
どうやら、ネックレスのあるところなら何処へでも自由に転移ができる
謎な能力が使えるようになっていたとのこと。
昔肝試しに来た人達にネックレスを持って帰られ、返してもらおうと
念じたらその人達の目の前に移動していたとのこと。
帰りは大変だったらしい…
女性『まさか道に迷うと思ってなくて、数日間病院に帰れなかったのよ…』
無限「便利なんだか、便利じゃないんだか…」
女性『とにかく、貴女がネックレスを持ってたからそこに移動できたってわけ』
百鬼「やっぱり日頃の行いかな？」
きたさ「………」
さいたま 「どうしたきたさ、黙って」
若干顔色が悪いので、やはり幽霊が怖いようだ。
きたさ「あ、いや…なんでもない」(みんないるけどやっぱり怖っ！！)
こうして、意外とあっさりと病院の脱出をすることができ、
外に出てみるとまだ辺りは暗かった。
無限「外の空気うまい！！」
女性『それは良かったわね〜』
？？？『なんだかんだ楽しかったよ。じゃあね』
百鬼「……」
さいたま達に手を振る姉弟に百鬼はあることを聞いた。
百鬼「最後に、君達の名前を聞いても良い？」
女性『名前？別に良いけど…なんで？』
百鬼「私が君達を忘れないため」
女性『あぁ、そう。でも、私は…自分の名前を忘れてしまっているから、うちの弟の名前を教えてあげる』
？？？『姉ちゃん？』
女性『姉ちゃん呼びでも全然困らないしね。で、うちの弟の名前は…』
マジカル『マジカル・パフェ。それが僕の名前。曲名なんだよ？』
こうして、百鬼はまた来ると言い、さいたま達と帰って行った。
次回、後日談
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狂狐 - ありがとうございます！！ (2019年6月23日 21時) (
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まやんもも - 初見です。面白いですね！頑張ってください♪ (2019年6月23日 20時) (レス) id: bf314e7c37 (このIDを非表示/違反報告)
狂狐 - こちらこそ、コメントありがとうございます。 (2019年6月7日 22時) (レス) id: fb5d089add (このIDを非表示/違反報告)
夜月‐よづふわ- - なるほど！教えてくれてありがとうございます！わざわざ手間かけさせてしまってごめんなさい(_ _) (2019年6月7日 21時) (レス) id: c655c5b544 (このIDを非表示/違反報告)
狂狐 - 「狂狐」は、「きょうこ」と読みます。なので、「きょうこ」と読んでください。コメントありがとうございます！ (2019年6月6日 21時) (レス) id: fb5d089add (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狂狐 | 作成日時：2019年2月13日 7時
