病院 ページ12
きたさ「え…ここ？」
百鬼「ここ」
百鬼達は心霊スポットとして有名な廃病院の前まで来ていた。
無限「またミーナみたいなやつがいたりして…」
百鬼「まぁ、ありえなくはないよね…」
タベルナ「ミーナかぁ…良い子だよね」
百鬼「うん。ミーナはめっちゃ良い子なの」
きたさ「こわい、おばけ、こわい…」
さいたま「何故俺の後ろに隠れる…」
またさ「幽玄、本当にきたさのこと頼むわ」
幽玄「あぁ、わかってる」
百鬼「じゃ、みんな行くよ！なんか危なくなったらすぐ帰ろう！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夜の病院…しかも、廃病院となれば怖いのも当たり前。
きたさはさいたまの後ろに隠れて移動していた。
さいたま「きたさ、いい加減俺の後ろに隠れるのはやめて欲しいんだが…」
きたさ「……」
さいたま「きたさ？」
またさ「怖くて声も出ないみたいだな」(帰ったらきたさの好物を奢ろう…)
百鬼「なんかごめん」
タベルナ「あはは…」
さらに奥に進む。
ただただ怖さが増していくだけで、心霊現象などは起きない
百鬼「ま、心霊現象とかそうそう起こるものじゃないよね」
きたさ「帰りたい…」
さいたま「いつまで俺の後ろに隠れて移動してんだよ…」
きたさ「だって怖いし…」
幽玄「……ん？」
無限「幽玄、どうかしたか？」
幽玄「……気のせいか…なんでもない」
無限「あ、そう…」
この時、百鬼達の後ろを何かが横切っていた…
そしてさらに奥へと進む。
百鬼「ここで最後かな？まぁ、噂は噂か…」
またさ「きたさは未だにさいたまの後ろに隠れてるけどな…」
無限「帰るか？」
きたさ「早く、か、帰ろう…？」
さいたま「そうしようぜ？」
タベルナ「お腹すいたし帰ろうか」
百鬼「そうだね。それじゃ帰ろ……………」
？？？『帰さないよ』
きたさ「へ？」
突然子供の声が聞こえた。
男の子のようだった。
百鬼「やっぱりミーナみたいな子がいたか………………ってきたさ君は！？」
そして、百鬼達が気づいた頃には、きたさの姿がなくなっていた。
続く…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狂狐 - ありがとうございます！！ (2019年6月23日 21時) (
レス) id: fb5d089add (このIDを非表示/違反報告)
まやんもも - 初見です。面白いですね！頑張ってください♪ (2019年6月23日 20時) (レス) id: bf314e7c37 (このIDを非表示/違反報告)
狂狐 - こちらこそ、コメントありがとうございます。 (2019年6月7日 22時) (レス) id: fb5d089add (このIDを非表示/違反報告)
夜月‐よづふわ- - なるほど！教えてくれてありがとうございます！わざわざ手間かけさせてしまってごめんなさい(_ _) (2019年6月7日 21時) (レス) id: c655c5b544 (このIDを非表示/違反報告)
狂狐 - 「狂狐」は、「きょうこ」と読みます。なので、「きょうこ」と読んでください。コメントありがとうございます！ (2019年6月6日 21時) (レス) id: fb5d089add (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：狂狐 | 作成日時：2019年2月13日 7時
