2話 ページ3
色々あって新居到着。
「Aさん」
『はい…?』
「これ、何が入ってるの?」
『その、PCとか…』
「へぇ〜だから重いのか」
『す、すみません!』
「ううん、気にしないで」
ガチャ、
「ただいま〜」
ただいま?この人大家さんじゃ…
あ、でもこの人天月さん…
え、何でここにいるの?
「おかえりなさい!天月さん!
その子がAさん?」
あ、やっぱり天月さん?
何でこの人も名前知って…
「ただいま、まふまふ〜」
『ふぁっ!?』
「どうした〜騒がしいぞ〜」
「あ、うらたさん!」
『え、えと、あ、天月…さん、…まふ…まふさ、ん…うらた…ぬ…きさん、』
「どうかした?」
『ど、どうかって…』
私の視界が暗くなった。
目を覚ましたのは夕方。
「大丈夫?」
おでこに当てられた手は暖かくて。
この声、どこかで…
『そらるさ…』
最後の一音が抜けたけど、間違いなくそらるさんだった。
私は安心したようにそらるさんに抱きついてしまった。
『そらる…さ、ん』
「疲れてたんだね」
「そらるさん!ずるい!」
「おいまふまふ、ムードぶち壊しだろうが!」
「そらるさんだけずるいじゃ無いですか!」
「二人とも、しーっ」
「「えっ?、」」
二人が騒いでいるのに、そらるさんの膝の上で寝ていたらしい…。
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作成日時:2017年12月10日 8時