彼の優しさ。 ページ10
そんな突拍子もないことだけど、
私達は付き合っている。
いまだに自分でもなぜ断らなかったのか。
なぜテヒョンは自分を選んだのか。
よくわからないのは変わらない。
でもテヒョンの無邪気な笑顔を見ていると
このままでいいんだと自分に言い聞かせて
しまう。
『ヌナ！今日の曲もヌナの為に歌ったんだよ♪』
テヒョンが笑顔で私の顔をのぞき込む。
｢あの曲ね、私好きだなぁ。なんか落ち着く、、｣
今日テヒョン達防彈少年團が歌ったのは
Missrightって曲。
柔らかい雰囲気の可愛い歌。
防彈少年團のことを何も知らなかった私だけど、
テヒョンと付き合うようになって
少しずつ曲を聴くようになった。
テヒョンのことを知りたいのもあるけど、
なんだか彼らの歌はすごく落ち着くから。
あの歌好き。と言った私の横でテヒョンは
嬉しそうに鼻歌を歌っている。
そんな私とテヒョンのことを
彼が影から見ていたなんてこの時は
全く知らなかった。
テヒョンの鼻歌にここ数日の疲れから
眠気に襲われる私。
コクンコクンと睡魔と戦っていると
テヒョンは少し低めの声で
『寝てもいいよ』と言って肩を抱き寄せた。
あぁ、本当にテヒョンは優しいなぁ。
いつも私を包んでいてくれる。
だからテヒョンなのかな？
テヒョンといるこの心地よさに
いつも堕ちたくて
離れられないのかもしれない。
テヒョンのこの優しさが恋しくなって
会いたくなるから
離れられないのかもしれない。
そう
私は
ズルイ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 150人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨ノ宮心音(プロフ) - れいさん» いえいえ！最近オリジナルフラグを二次創作なのに外してない作品が多いので、できたら声かけお願いします(^o^)他のユーザーさんもやってますし(^o^) (2017年4月28日 16時) (携帯から) (
レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 雨ノ宮心音さん» ありがとうございます！外しておきます！気付かず更新してました。 (2017年4月28日 15時) (レス) id: 4f254dd39f (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ宮心音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ！違反報告されます。 (2017年4月28日 7時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れひょん | 作成日時：2016年11月20日 11時
