biohazard of Japan【小説企画】第四弾

31話 天上 護 ページ31

明石隊員、僕に殺気を向けて、脅迫している。

しかし･･･。

天上｢明石隊員、貴方が僕と同じ能力を持っても、



僕には勝てない。｣

明石｢!?どういう意味？｣

あ、先にそっちが刀を振り上げた。

でも･･･。

天上｢こういう意味だよ。｣

その瞬間、僕は注射器を取り出し、明石隊員の右腕に素早く注射した。

明石｢う･･･。

うわあああああああ！｣

天上｢それはヴィザードが開発した対敵組織強化人間の薬ですよ。

今、貴女に強化のため投入されていた薬は強烈な神経痛を起こすんです。｣

そして、片膝をついた明石隊員にスナイパーライフルを向ける。

天上(帝、刹那、御免な。

それでも、僕は･･･。)

トリガーを引こうとしたそのとき･･･。



何者かの銃弾によってスナイパーライフルが弾いて5メートル先に飛んだ。

天上｢誰だ！？｣

そう思い、帝の愛銃を使おうとしたら、無いことに気付いた。

まさか･･･。

???｢刹那に手を出すなんて、

お前らしくないぞ！天上！｣

天上、刹那｢貴方は･･･。




帝!?｣

帝｢俺が幽霊になって戻って来たとたん、この様とは･･･。

天上、それ以上、刹那に手を出したら、処刑するぞ！｣

天上｢だが、それぐらいで僕は･･･。｣

その時、前から誰かにタックルされ、思いきり倒れた。

天上｢いってー･･･。

今度は誰だ！？｣

???｢護、ミーがいない間に

怒りに任せて行動するなんで、

ユーらしくないのデス！｣

天上｢その声は!?

まさか･･････!?って、ほっぺを伸ばさな･･･。

イタタタタタタタタ！

死ぬより痛い！｣

レイア｢ミーが幽霊なのにそんなに痛いのデスか？｣

天上｢痛いよ！;;

それに貴女や仲間が死んだら、おしまいだよ(´；ω；`)｣

レイア｢ハア！？何、いつの間に弱くなっているのですか！？

護がミーや皆さんを忘れたらおしまい！

でも！ミーや皆さんを忘れなかったら、護の心の中で生きているのです！｣

天上｢つねりながら、言われてもなあ;;｣

レイア｢じゃあ、護とは絶交･･･。｣

天上｢うわああああ！

わかりました！もう、相良や刹那に手を出さないし、Phoenixの皆を裏切らないし、

オムライスを作るから！

だから、手をほっぺから放してくれ！｣

こんな感じになっている間に明石隊員は帝隊員の中和薬で全回復し、結局、僕の完敗で終わった。

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